阿賀町議会 2009-09-09
09月09日-02号
平成21年 9月 定例会(第3回) 平成21年第3回
阿賀町議会定例会会議録議事日程(第2号) 平成21年9月9日(水)午前10時開議日程第1
一般質問日程第2 報告第13号 平成20年度阿賀町
健全化判断比率の報告について日程第3 報告第14号 平成20年度阿賀町
資金不足比率の報告について日程第4 議案第72号 平成21年度阿賀町
一般会計補正予算(第2号)日程第5 議案第73号 平成21年度阿賀町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第6 議案第74号 平成21年度阿賀町
老人保健特別会計補正予算(第1号)日程第7 議案第75号 平成21年度阿賀町
介護保険特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第2号)日程第8 議案第76号 平成21年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第9 議案第77号 平成21年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第10 議案第78号 平成21年度
水道事業会計補正予算(第2号)日程第11 認定第1号 平成20年度阿賀町各
会計歳入歳出決算の認定について
---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(20名) 1番 小池隆晴君 2番 入倉政盛君 3番 清田輝子君 4番 佐藤郁夫君 5番 佐久間勇夫君 6番 宮川弘懿君 7番 渡部英夫君 8番 山口周一君 9番 斎藤秀雄君 10番 星 公司君 11番 伊藤武一君 12番 猪俣誠一君 13番 高橋 渡君 14番 石川太一君 15番 石田守家君 16番 宮澤勝見君 17番 神田八郎君 18番 波田野哲夫君 19番 五十嵐隆朗君 20番 遠藤信也君欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長 神田敏郎君 副町長 長谷川修一君 教育長 犬飼哲夫君
代表監査委員 田沢利博君
会計管理者 江花 至君 総務課長 渡部政勝君
町民生活課長 渡部文彦君
企画観光課長 渡部輝男君
保健年金課長 石川久作君
農林商工課長 猪 章一君 建設課長 金子健一君 企業課長 長谷川澄男君 消防長 伊藤敏則君 警防課長 渡部寛一君 予防課長 二瓶武士君
鹿瀬支所長 佐藤 修君 上川支所長 伊藤久栄君 三川支所長 斎藤秀勝君
学校教育課長 波田野正博君
社会教育課長 伊藤東一君
農業委員会事務局長 長谷川辰英君
---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 折笠泰二 書記 石川好子
△開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(遠藤信也君) おはようございます。 ただいまの出席議員は全員であります。 これから本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○議長(遠藤信也君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。
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△諸般の報告
○議長(遠藤信也君) 次に、地方自治法第121条の規定により、
会議事件説明のため求めにより出席した者は、これもあらかじめお手元にお配りしたとおりであります。
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△一般質問
○議長(遠藤信也君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問を行う前に、質問に入る前に、昨日、斎藤議員から一般質問の中で、基本設計の件がありました。これについての説明がまだありませんので、ここで改めて説明をしていただきます。
渡部町民生活課長。
◎
町民生活課長(渡部文彦君) おはようございます。 それでは、9番、斎藤議員の一般質問の基本設計の部分につきまして説明させていただきます。 平成12年に竣工いたしました
汚泥再生センターの排気塔の修繕工事でございますが、工事に携りました
横山建設株式会社に対し、基本となります標準設計の基礎となる資料を依頼いたしまして、それを参考に町の職員が設計書を作成したものでございます。 なお、地元業者を含む3社から見積もりを徴しまして、最低額を提示いたしました
横山建設株式会社と契約を締結したところでございます。
○議長(遠藤信也君) よろしゅうございますか。 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) 私、再三お願いしているんですけれども、設計者と施工業者が同じということは、逆に例えば、横山建設さんも設計、施工、巴山組さんも設計施工の基準がある、新栄建設さんもそのように対応しての提案型の設計施工であればいいんですけれども、この場合、やはり設計業者が自分が予算がわかるわけですよ。こういうやり方はおかしいということで、VE工法といいますか、技術提案型でやられる入札制度もありますので、やはり公正・公平を期する以上はこういうことがないようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(遠藤信也君) よろしゅうございますね。 では、町長からですか。 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) おっしゃるとおりで、まさに業者指定をして設計させればそれで手がついたと同じわけですので、やはり今後はそういう考え方を通していくのが一番ベターではないかと、こう思いますので、ぜひそういう今のご提言を参考にしながら、今後取り組まさせていただきたいと思います。
○議長(遠藤信也君) では、以上で終わります。 昨日に引き続きまして、一般質問の終わっていない方から行います。 順次発言を許します。
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△宮澤勝見君
○議長(遠藤信也君) 16番、宮澤勝見君。 〔16番 宮澤勝見君登壇〕
◆16番(宮澤勝見君) おはようございます。 先般通告しておきました表題が、第64回
国民体育大会新潟県開催の記念及び阿賀町がボート会場であることを契機に
恒久的スポーツの立ち上げに関し、町長に問うものであります。 私は
そのものスポーツへのかかわりは長く、10代後半から30代まで、特に球技なんですが
バレーボール、卓球、野球等々ですが、当時上川にそういう
クラブチームはなかったんですが、私は卓球クラブ、
上川排球クラブ等を結成したり、野球では私、体協の関係で幹部にいたものですが、15チームぐらいありました。そして、当時はやはり作業のほうが第一主義といいましょうかね、そんなことで早朝15チームくらいが上川地域でチームをつくって、それでリーグ戦で毎朝5時ごろから試合をやったものであります。そして、時には津川、三川、鹿瀬へ対抗試合といいましょうかね、他流試合へ行って負けてばかりいたんですが、そんなことはしょっちゅうありました。 そんな中で、スポーツの振興をやはり考えるには、指導者がいないとだめだと、いろいろな意見を聞かないとだめだということで、当時
バレーボールに関しては、全日本の田中幹保さん、それから野球に関しては当時西武の田淵幸一さん、それから卓球に関しては斎藤さんというんですが、平野さんはカットマン、斎藤というのはちょうど攻撃型の選手なんですが、その斎藤選手を招待し球技の指導をお願いしたこともありました。 そして、
体育指導員時代には、今の南魚沼市なんですが、
トライアスロン、これを経験したことがあります。それこそ死に物狂いで心臓が破裂しそうな状況だったんですが、そんな経験もございました。 45年前の昭和39年6月の新潟国体、そのときには各地域に聖火というものが来るんですね。やはり当町に来たと思うんですが当時は。上川にも割り振りがありまして、当時私も最終のランナーとして上川から津川へ送り届けた経験も今新たによみがえってまいります。その直後に新潟地震があったことは皆様ご記憶のとおりでございます。 折りしも、今回新潟文理が甲子園で準優勝する、記念すべき年でもあります。 スポーツは人間生活、人間形成、その上で不可欠であります。いかに不可欠かは、例えば新聞紙面を見ておればわかるんですが、毎日のように、1つのジャンル、その中で3面、毎日のように普通の地方紙、一般紙でもあっても
スポーツ新聞を除いては3面あるのは
スポーツ関係なんです。いかに要するに娯楽、それを与えるスポーツをやる人、アスリート、そんなものが本当に今物すごく大きくなっております。人間形成上不可欠な要素は一番はっきり言えば、健全な精神は健全な身体に宿る、そのものであります。勝っても負けても涙するのもこれまた
スポーツならではであります。そして達成感、それを享受できることもこれもスポーツではなかろうかなと、そんなふうに思っております。そして感動、くしくも昨日、宮川議員がそれこそ小泉総理のように、甲子園に行ったそれこそ新潟の文理、それを感動したと久々に感動の言葉を聞いたんですが、本当に感動をそれこそいとまなく与えるのもスポーツであります。絆や友情、思いやり、忍耐等々、はぐくむものこそスポーツであります。 さて、我が阿賀町にはイベントとして定着したと言えるものは、
狐の嫁入りぐらいしか見当りません。私はこの際、新潟国体を契機に長く定着し、阿賀町に活性化、地域起こしに寄与する1つにスポーツを取り上げることといたしました。その種目は
トライアスロンであります。 今、佐渡が有名になり定着し、この間日曜日6日に大会がありました。1,800人の選手が競ったわけであります。阿賀町は佐渡と違い内陸であり、交通の利便性もあり、県内3位の広大な地形を生かし、町道のみでも300キロを超える、そして林道、県道を含めれば、佐渡以上に条件もよく、その上、交通量が少ないものですから、交通規制が容易であり、我が町に似合うものだと考えられます。
トライアスロンは俗に
鉄人レースとも言われますが、スイム、ラン、バイク、バイクというのは自転車のことを言うんですが、内容はいかようにも変えられるようであります。今県内では佐渡がメッカとして展開していますが、年々増加する愛好者の受け皿として、先駆けて立ち上げに取り組むべきと考えますが、町長はどのように感じておられますのか、お伺いをいたします。 なお、微力でありますが、立ち上げの際には協力を惜しまないものということを申し上げておきたいと思います。 とりあえずは、この場での質問を終わらせていただきます。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、宮澤議員にお答えをしてまいります。 冒頭に
狐の嫁入りぐらいしかないとおっしゃいますけれども、
狐の嫁入りは20回で、先日行われたレガッタも17回ですから、もうこれも大したもんではないかと、こんなふうに思っておりますので。そういったことで、本町でも多種多様なスポーツが行われておりますことはご案内のとおりだと、こう思っております。 幸いまたここで国体が来るということ、これはまた大きな本町の
スポーツ振興の弾みになるんではないかという期待もいたしているわけでありますし、おっしゃるとおりこの新潟県の野球というのは、どちらかと言うと、高校野球ですけれども、出ると負けで低い位置ではなかったかというのが、一挙にしてこのたびの甲子園での
日本文理高校の活躍によって一気にまた新潟県の野球というものの位置づけができたのではないかなと思いますし、また
エコスタジアムができたことによってプロ野球も来て先般もやっております。そういうことから子供たちを含める大勢の県民の皆さんが野球に向いた傾向というのはまた高まってくるんではないかなという思いもいたしております。 そういう中でいろいろな取り組みの中あるわけでありますが、今回も全国からの一流のボート競技の
アスリートたちがこの町にやってくるわけであるわけですから、またこれらが大きな影響を及ぼすんではないかなというふうに思っております。この国体をステップに町のスポーツの推進とあわせて健康増進を進めていきたいという考えは、まさに宮澤議員と同じことであります。 社会体育で実施している3大会並びに町体育協会で行っている
スポーツ大会には大勢の町民の皆さんが参加していただいております。今後も引き続き町民のニーズに合う阿賀町に適した
スポーツ計画を立案していかなければならないものというふうに思っております。 宮澤議員からご提案のあります
トライアスロンはまさに皆さんも既にご案内のとおりだろうと思いますが、心身を鍛えることを含めまして、これはぜひ計画をしたい種目ではありますけれども、約半年間、屋外でのスポーツが閉ざされる本町の自然条件を加味した場合に、また
トライアスロンを行う時期として考えられるとすれば、やっぱり7月から8月の時期ではないかというようなことから勘案しますと、どうしてもいろいろなものに重なる部分もございますし、また天候に大きく左右されるという懸念もございます。実施に当たっては、十分な検討を行わなければならないというふうに思っておりますけれども、現在の本町の状況を見ますと、どの程度までこれが推進できるものか、その辺のところについては、今ご提案をいただいたばかりでありますから未知数のところもあろうかと思いますし、佐渡の
トライアスロンについても、
十分皆さんマスコミを通じて知っておられるんだろうと思いますけれども、なかなかやっぱり一挙にこれを取り入れてこうだと、一挙にまたこれが盛り上がるといいますかね、大勢の皆さんから参加いただけるというものではありませんでしょうけれども、スタート時はなかなか厳しい部分もあろうかと思いますが、一考に値するものだというふうに私は思います。 しかしながら、当面本町の状況を見ますと、子供から大人までの健康管理を含めた
スポーツ促進というものがまず1つは最優先ではないかなというふうに思っておりますので、その辺と兼ね合せながら、今後の取り組みをひとつ体育協会を初め関係機関とのご意見なども伺いながら取り組んでいく方向を模索する必要があるんではないかなというふうに思っているのが現状であります。そんなことでご理解がいただければ幸いだと思っております。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) 宮澤勝見君。
◆16番(宮澤勝見君) 今、町長のほうから考えられるものの1つだというふうな認識を聞いたわけなんですが、懸念されるものは、要するにこの気象というか、この地方の関係でというものも懸念されると思うんですが、今現に北海道でも年間十二、三回ですかやっているんです。やっぱり4月、5月なんですね、5月、6月、7月、8月とか9月までの間に北海道でさえこれで9回、年間9回やっていますし、今全国で120カ所ぐらいやっているんです。ところが、日にちがダブるものですから、行きたくても行けないと。それから、ある人にとっては宮崎へ行ってみたい、沖縄に行ってみたい、宮古島へ行ってみたいとあるんだそうですね。そんなことで要するにそういう選択肢を広げるという意味で、この地も上げれば、海を渡らずにすぐ車で来れる。ましてや高速道路がただになれば、それこそ本当に期待できるかなと思っておりますので、ひとつそんなことで進めていただきたいなと。 先ほど申し上げましたように、
鉄人レースと言いますけれども、内容によっては小学生用、中学生用、いろいろ変えられます。 それから、私さっきレガッタを挙げなかったのは、1つは誘客も図る関係なんで、そんなことを含めれば、狐のほうはそれこそ何万人ですか来る、それから見ればレガッタはまだそこまで及ばないという格好なので、あえて挙げなかったんですが、それは忘れていたわけじゃ何でもないんです。 そんなことでひとつ佐渡のほうにも家族とかいろいろな方が来ると相当の人口がふえるそうなんです、その時期になりますとね。そんなことも考えて、ひとつまずは医療費も含めてまず健康第一であればすべてうまくいくというような形からまず健康増進、健康第一ということを念頭に置いて、町長から、あるいは教育長からもそういう認識を高めてもらいたいなということでありますので、それを期待しながら、質問を終わらせていただきます。 答弁はよろしゅうございますから、十分わかっておりますから、ありがとうございました。
○議長(遠藤信也君) 以上で、16番、宮澤勝見君の一般質問を終わります。
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△伊藤武一君
○議長(遠藤信也君) 次に、11番、伊藤武一君。 〔11番 伊藤武一君登壇〕
◆11番(伊藤武一君) おはようございます。 それでは、私のほうから通告いたしました
鹿瀬中学校消防署移転構想によるものについてご質問させていただきます。
鹿瀬中学校廃校ということで跡地の再利用が話題になっておった中、消防署の移転調査が行われるということで先般お話がありました。利用されないままの学校跡地、手を加えれば十分可能な消防署施設として生まれ変わることができる、そういうことでありました。 町の財政も厳しい中、学校跡地再利用は考えられないわけではございません。消防署は昭和49年一部組合の中で設立されたわけであり、35年以上経過し老朽化しているのが事実でもあります。また増車による駐車場が手狭になっていることはだれしもが知っており、新設、あるいは移転、改良しなければならないということは当然のことだと思っておりますし、また消防署本来である本署が耐震装置さえなっていない。かなめの場所がそういう状態である中で、これは当然早急な課題であると私も思っております。
鹿瀬中学校廃校後に跡地の再利用計画の中で消防署の移設が浮上したことでありますけれども、
消防署職員は特別な職務を与えられ、町民の生命・財産を守る大切な任務を背負っておるわけであります。消防職員は火を消すだけでなく、火災防止だけでなく、多岐にわたる緊急業務にかかわり、災害時にいち早く到着し対処しなければならない、そして人命と財産を守るということになるわけで、消防署の立地条件は道路事情が条件のかなめと私は思います。 このことを考えると459号線は
城山トンネル及び温泉街の狭い道路、麒麟山は決して安全な山ではないと私は思っております。大地震等の災害時、崩壊のおそれさえ考えられる。今回の補正でも、麒麟山の落石防止ということで高地所の工事をすることで予算計上されていることからも決して安全な山ではない、安全な道路ではない、私はそういうふうに思っております。この
麒麟山トンネルを通らなければ迂回する道路もなきに等しい、そういうふうに考えられるわけであります。 幸いにして阿賀町は近年大きな自然災害、そういうものはございませんが、各地で発生した地震は甚大なる被害をもたらし、土砂崩れ、道路の崩壊、決壊等々を視野に入れ、道路状況と消防署の設置は切り離して考えることのできないことだと私は思っております。 長期的に考えても、
城山トンネルは足かせになっているのではないか。昨日の一般質問の中でも、天災についてはいろいろな質問がなされております。町の対応も指摘されました。まさにこれであります。
消防署職員の多岐にわたり敏速な行動が求めている、それらの中からこれを考えますと、再利用を図り、財政の負担の軽減を第一に考えて、後々禍根を残すことがあってはいかがなものかと私は思います。消防署という建物はいかに道路条件に適しているかにより、被害を最小限度に抑えることができるんではなかろうか。
鹿瀬中学校跡地の再利用計画については、そんなに急がずとも町民の意見も耳にしながら、耳をかしながら、行政も一体となって有効活用を目指してはいかがなものかと思います。
鹿瀬中学校跡地を消防署だけに固執することなく考えていただきたい。459号線の改良なくて
鹿瀬中学校の消防署の移転には疑問が残ると私は思っております。当面の間459の期成同盟会というものがありますけれども、その活動によって早期に麒麟山の隧道、そして角神の温泉地帯の道路整備ができるものとは私は考えられません。いずれかこのことについても、県のほうで考えることはあるかもしれませんが、今現在早急な対応ということは望めないのではないかと私は思っております。 繰り返しますが、道路事情と消防署、そして町民の生命と財産を守るということを念頭に入れお考えいただければ幸いかと思います。町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 次でありますが、
平堀下広沢線の改良工事のことでございます。 区の要望も出されているそうですけれども、私もこの合併いたしましてから、通勤道路として利用しておるわけであります。そして、長木が合併前にあの峠を道路拡張したことによって非常に車の交通量がふえてまいりました。そうした中であの区内の道路の幅員は非常に狭い。しかしながら、側溝、あれについては結構深く、用水初めそれから生活用の水路としても使っておられるようですけれども、下のほうにまいりますと、その側溝にふたをして利用して道路の拡幅がなされております。まだあの道路におきましては、非常にでこぼこというんですか、カメの甲羅、亀甲、そういうようなところが見受けられます。
コンクリート舗装というものがあっちこっち張ったりはがしたり張ったりというような状態であり、この舗装すらできないのかなというふうに考えておりますが、いかがなものでしょうか。 それとこの広沢の道路につきましては、建設課の皆さんは本当に現場に行って状態を見、そして幅員をはかり交通量も調べている、そういう一生懸命になっている事実は私も知っておりますし、先般も課長のほうで前向きに検討しているというようなことでありますが、いかんせんそれにつきましては先立つものはお金ではなかろうかと、かように考えております。でき得るならばこの生活道路に対して早急な補修、舗装、それからU字溝の改修等を考えていただければなと思っております。 今回民主党の大勝により予算もこの先どうなるかわからない中での質問でございますが、その点も踏まえた中でお考えいただければ幸いと思います。 以上、2点について質問させていただきます。よろしくお願いします。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それではお答えしてまいりますが、最初に消防署の移転構想についてでございます。 おっしゃるとおりです。住民の生命・財産を守る最初のよりどころは消防署だということはもう申し上げるまでもないところでございますが、これは消防団と一体となった活動もあるわけでございますし、そういう中で、町民の生命・財産を守るという使命を果たしていただいているということはご案内のとおりであります。 また、そうした特別な施設であるからこそ、また常に万全な体制と災害時に耐え得る施設でなければならないということも、これも同じ考え方に立っているわけでございます。 この旧
鹿瀬中学校につきましては、建物構造の強度計算を初めとした調査を実施したところでありますが、現在多くなった町の遊休施設を有効活用するための1つの方途として多角的にこの調査をしているものでございます。 それがすぐに消防署の移転ということではございませんけれども、一番適しているんではないかというのが考え方の1つでございます。今、伊藤議員さんもそうしたことに転用していくということ自体には依存はないということでもございますけれども、まさにそのとおりではないかと思っているんですが、当該地域の迂回路がなく緊急な対応ができないという指摘でもあります。どのような地域であってもこれは一長一短あるんではないかというふうに思います。緊急車両が現場到着できるインフラ整備というのは、当然これは重要な課題になっているわけでありますけれども、逆に考えれば、あのトンネルは向こう側のほうの皆さんにも緊急時に行く必要があるわけですから、これはどちらの立場に立っても同じことが言えるんではないかと、こういうふうにとらえていただきたいと、こんなふうにも思うわけでございます。 当然そういうことも加味しながらこれから皆さんとまたご相談していきたいということでありますが、ただやはり消防署だけではあれは使い切れませんので、そういったことも含めて今検討しております。 どうせ皆さんとご相談するのであれば、そういった考え方もあわせてご相談したほうがいいのかなということで、今まだ皆さんとの話をする場になっていないというのでひとつご理解いただきたいと思っております。 例えば、このいろいろなところに分散しているといいますか、この町の遊休施設を活用して事務所等を置いている団体等々もあるわけでありますので、こうしたものを集約的に使って機能的にこれが連携をする中でとれるかどうか、そんなこともあわせて考えていく必要があるんではないかなというふうに思っているところでございます。 まして今、そこのかつての道路公団が使用していたところも福祉団体等の事務所にしているわけでありますけれども、これも老朽化がもう進んできております。また借地の部分もあるわけでありますから、こうしたことの解消というものもひとつ念頭に置きながら対応しなければならんなということで、こういった配置も考えながら、これからまた皆さんと寄り寄りご相談していきたい、こう思っているところでございます。 麒麟橋だって片側は通れないんですからね、大きな車同士になりますと通らないんですよ。これは23年以降になれば、多分このバイパスが完成しますので、しかしながら、川向こうのほうの防災体制というのはやはり残るわけですから、この辺のところもあるわけですので、今までも道路が狭隘であるがために、つまりトンネルとその麒麟橋があるがためにおくれたということは、これから先はわかりませんけれども、今までには特にそういうことはなかったというふうに当事者といいますか、消防署のほうでも話をしておるところでもございますから、いずれの場合においてもそういう一長一短の部分があるんではなかろうかなと、こういうふうに思いますので、その辺をどう克服するか、また皆さんからどうご理解をいただくか、地域の皆さんというんですが、地域の皆さんは構想からすればそう全員にお聞きしたわけではございませんけれども、反対ではなくてむしろ推進してほしいという意向もあるようでございます。 そんなことを踏まえながら、これからの課題であろうというふうに思っておりますので、早急に、大急ぎで、急がなくてもいいんではないかということでもございますが、そういうことでいろいろなことを勘案すると、少しやっぱり時間がかかるかなとは思いますので、今現在機能していないわけではございませんから、その辺も念頭に置きながら対応してまいりたいというふうに考えております。 次に、
平堀下広沢線の改良でありますが、平堀区、広沢区よりの道路幅員が狭いということで側溝のふた敷設等の要望はございます。年次的に側溝のふた等の敷設等を行っているところでございますが、最近平堀地内の道路につきましては、亀裂箇所から雨水等が湧水し凹凸箇所が多く見られ、交通安全上危険なことから平成20年度から改良を行っております。 また、広沢地内の道路につきましても、舗装が磨耗しているとともに、側溝全体にふたが設置されていないことから、車のすれ違い等で脱輪する状況が見受けられるということで、本路線につきましては、平成22年度より地域活力基盤創造交付金事業を活用いたしまして、基点の平堀区から終点の平沢区までの延長1,700メートルを全面改良するという考えでおりまして、とりあえず来年度は1,700メートル区間の測量を行いまして、計画的に道路改良を実施してまいりたいというふうに考えておりますが、応急的にこの危険な部分については、応急措置をしていく必要があるんだろうと、こんなふうに思っております。 このまさに道路活力基盤創造交付金事業というのは、道路財源が一般財源化したことによって創設された事業でもありますので、この辺がどのように変化してくるのか、私はそういう部分は、昨日も申し上げておりますけれども、政変によってそういうことが不利になるようなことのないように願っているところでもありますし、またあっては困るなというふうに思っておりますので、それらが持続できるように願いながら対応してまいりたいというふうに思っております。
○議長(遠藤信也君) 伊藤武一君。
◆11番(伊藤武一君) 先般、町長がこの消防署の構想の中でもたしか今と同じような答弁をなされております。じゃこっちのほうがよければあっちのほうはいいのか、見捨ててもいいのかと、早い話がね。そういうようなお話を私は受けとめております。あえて、私は申し上げているのは、鹿瀬地区の人たちはどうなってもいいんだ、こちらの人が助かればいいんだと、そういう物差しの指し方を私はいたしておりません。いかにして、この広大な面積の中で、多くの方々をいち早く救難、救助、財産を守るということについては、その道路事情というものが非常に大きな役割をしているんではないかと。私はあの中学校の設備の再利用ということについてはいささかも反対する考えはございません。 しかしながら、消防署というような特殊な業務に携る方々、それによって素早い活動ができない、これがあることは大きな問題じゃないかと。先ほどもお話しいたしましたけれども、新しいトンネルを穴を掘って山が崩れないんだというのであればこれにこしたことは私はないと思うんですよ。高速道路も近いことでありますし、じゃ総体的に鹿瀬、津川、上川、三川は大分離れた状態ですが、総体的に守れというようなことで、そんなことなんですよ。そういうことで、決して場所そのものが悪い、それから再利用が悪いという考えは毛頭持っていません。 そういうことで、例えば例をとりますと、糸魚川消防署は、市の予算をほとんど使わなくてあの消防署を設立したというようなことで、それは条件があるわけなんですけれども、高速道路から何メートル以内、それから防災本部は役場じゃなくて消防署であります。いち早く駆けつけるのは消防署、そこに防災本部をして役場の職員、それから上部団体、すべて消防署にしよう。それから、指令は全部消防署から指令する。それと救難物資はすべて消防署に隔離するだけのスペースを持つ。それとヘリコプターの基地を必ず持つというようなもろもろな条件はございました。そうした中で設立したのが糸魚川というようなことで、あれは国・県の補助でほとんど使ったというようなことで、そこにおいて月何回かのご婦人方の避難の説明とかというようなことをやっているというようなことで、私も消防議会議員として研修に行ってまいりまして、すばらしいなと思ってきたわけです。あそこも、危険な山々が押し切られているというようなことで地震等も踏まえた中で考えておるというようなことでございましたけれども、先ほど申し上げましたけれども、決して阿賀町は地震がないというようなことではございません。 阿賀野川のこっちから行くと右岸のほうは地震の脈がある。北蒲原のほうですか、この前あった笹神のほう、あれと同じような地震のあれが走っているんだと。たまたま幸いというか長年大きな地震による被害はない、恵まれた地帯であると私たちはそう思っておったんですけれども、今ここにきてすぐそばまで地震の被害、まだ最近はないけれども、麒麟橋の流れた工事のことも考え合わせられます。 それらを考えて、やはりこの消防署というものについて、そんなに急ぐことなく皆さんの考えを一番いい方向というものをとって、この消防署を考えていただければいいんじゃないか。そしてこの
鹿瀬中学校の再利用については、多岐にわたり、ここだけではなくて、これからは上川の小学校も空き家になるわけですし、そういうことを考えると、町の財政面から考えれば、非常にこれは町長は頭の痛いことを抱えた問題だと思いますけれども、この点につきましては、十分にその点を私の考えも配慮の中に入れてご検討いただければ幸いかと思います。 広沢の道路の件については十分理解しております。その情報がございましたのでわかりました。そういうことでございます。その点につきましてもう少しお願いします。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) ですから、先ほど来申し上げておりますように、十分今のご意見を念頭に置きながら、少し時間をいただいて総合的に、今おっしゃることはまさに総合的なお話でございましたので、総合的に斟酌をしながら取り組みをし、また皆さんとご相談させていただきたい、こういう思いでおりますので、その辺をひとつご理解いただきたいと思っております。
○議長(遠藤信也君) 伊藤武一君。
◆11番(伊藤武一君) ぜひとも町民の生命と財産を守るという大きなかなめの施設でございますので、何とぞ慎重にお考えをいただきまして、町民の理解を得られるようにお願い申し上げます。 以上で私の質問終わります。
○議長(遠藤信也君) 以上で、11番、伊藤武一君の一般質問を終わります。
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△入倉政盛君
○議長(遠藤信也君) 次に、2番、入倉政盛君。 〔2番 入倉政盛君登壇〕
◆2番(入倉政盛君) おはようございます。 通告に従いまして、質問事項2点について伺いたいと思います。 まず最初に、新型インフルエンザの感染防止対策についてですが、新型インフルエンザの感染防止対策については、質問趣旨は五十嵐議員の質問と同じでありますので、別の観点から町長にお伺いしたいと思います。 ご存じのように新型インフルエンザは通常のインフルエンザと同様の感染防止に努めていれば軽症にとどめることができますが、私たちには抗体がないため感染しやすく、放置すれば大規模な流行につながるおそれがあります。特に、重症を招きやすい持病のある方、高齢者、乳幼児に対する強化対策が必要と考えます。そこで、町長に4点お伺いします。 昨日、五十嵐議員に対する答弁の中で、国・県の対応を見ながら対策をとるように言われていましたが、県の市町村に対する対応がおくれているという認識はないのでしょうか。また、県に迅速に対応するよう働きかけることはしないのでしょうか。もう1つは、開業医や県立病院などの連携を密にして利用体制の強化を図ること。もう一つは、肺炎球菌ワクチンを含むワクチン接種体制を確立すること。阿賀町は肺炎球菌ワクチンを県内でいち早く取り入れ、各市町村で採用されてきました。もう一点、新型インフルエンザ及び肺炎球菌ワクチンに対する公費助成を早期に実施し、予防や治療にかかる医療費の負担軽減を図ること。また、国民健康保険証のない方への保険証の発行や低所得者への軽減負担などの措置を必要と考えますが、町長の意見をお伺いしたいと思います。 2点目の事項についてお伺いしますけれども、雇用悪化状況の中、高過ぎる保険税と重い窓口負担で保険税の滞納と未払い増加が大きな問題になっていますが、厚生労働省通知では、医療機関の未収金問題に対する検討報告書の医療機関の未収金は、生活困窮と悪質滞納が主な発生原因との指摘を受け、国保の一部負担金減免制度の適切な適用と医療機関・国保・生活保護の連携によるきめ細かな対応で一定の未収金の未然防止が可能としております。 そこで、一部負担金減免等の運用について、適用基準を設けている市町村も1,300自治体もあり多いことを指摘し、医療機関及び生活担当部局とも情報を共有し、対象者に対して適切に制度が適用されるよう努めることとしております。 さらに、厚労省は7月10日、国保の一部負担金減免制度の運用改善策と、国保の保険者が医療機関にかわって未収金を回収する保険者制度をまとめ、9月から全県でモデル事業を実施するよう求めました。県内では、何か村上市がモデル市になっております。 阿賀町でも、窓口負担が心配で医療機関にかかれない人や国保税の滞納をなくすため、国保一部負担減免制度を実施、運用改善に取り組むべきだと思いますけれども、その2つの事項について、町長にお伺いします。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、入倉議員にお答えしてまいりますけれども、インフルエンザ対策については、五十嵐議員さんのご質問にもお答えしたとおりでございますので、今ほどの国や県におくれをとっているんじゃないかということですけれども、私どもは私どもなりに決しておくれているとは思っておりませんです。また国の方針に基づいて、県との連携を強め、しかも津川病院との連携を密にしながらこの取り組みをしているということは再三申し上げているわけでありますから、そのようにひとつご理解いただきたいと思っております。 そういう中で、きょうもこのワクチンの接種の順番等も報道されておりましたけれども、まさにああした形でこれからそれぞれに、ワクチンなんかは私どものほうで持っているわけでありませんから、それはもうまさに国・県を通じて、我々のほうに指示があるわけでありますので、そういう対応をしていかざるを得ないわけでありますから、当然それこそおくれをとることなく対応してまいりたいというふうに思っているところでございます。 また、それに関連いたしましてのいわゆる肺炎球菌ワクチンの接種でございますけれども、これについては、今おっしゃられたとおりでありまして、阿賀町が一番先端を切ってこれに取り組みをしておりまして、まだ全国でも126市町村しか行っておりません。 助成内容については,広報あがの6月号でお知らせしてありますけれども、これはインフルエンザの流行にかかわらず肺炎を予防する観点からも、またこのことによって医療費の削減ではなくて医療費の抑制にもつながっていくということでありますから、より担当のほうからお聞きますと、津川病院のほうでも、なぜこれをもっと多くの市町村で取り組みをしないのかなというようなお話さえしているようでありますけれども、そういうことで私どもも今いち早くこれに取り組み、これも1つは津川病院と連携していることによってこういうことがいち早く取り組めたと言ってもいいわけでありますので、そういうことでございますから、しかしこれは1回接種いたしますと2回できない、生涯のうちに。これもご存じのとおりでありましょうから、そういう形でありますので、これも接種についても、慎重にやっぱりやる必要があるんだなという思いもいたしております。 そういうことで、このインフルエンザの感染予防対策、あるいはいざかかった場合の対応についても、十分ひとつ情報を収集しながら、町民の安全が確保できるように日々努めていきたいというふうに思っているところでございます。 次に、2つ目のご質問でございますが、国保税の滞納と医療費の一部負担金の未納対策でございますけれども、平成20年度においては95.8%、前年度98.2%より若干落ち込んでいるものの、これは県平均をはるかに上回る徴収実績となっておりますことは、議員さんもよくご承知のとおりだろうと思っております。 未納対策としての短期保険証の交付や資格証明証の交付によって納税相談の機会を確保した上で、生活状況を勘案した上で、個別に納税対策を講じる中で、お医者さんにかかれないという状況が出ないように十分配慮しながら対応しているということもまたあわせて申し上げておきたいと思いますが、ご理解を賜りたいと思っております。 医療費の一部負担金の未収金に関する対策でありますけれども、ご質問のとおり、今般一般負担金減免制度及び保険者徴収制度の運用についてモデル事業が実施されることとなっており、これはおっしゃるとおり、村上市が今モデル事業として取り組んでおります。こういう状況を見ながら一般化していこうということだろうと思っておりますが、減免制度につきましては、国民健康保険法の中で規定されております生活困窮が原因の場合などは、生活保護に該当する状況にあったりしますので、現時点では医療機関などから阿賀町に対して一部負担金の減免に関する相談としては受けた事例は今のところはございません。 そういうことではありますが、国民皆保険制度が確立されている中で、国民健康保険制度を維持していくためには、これらの適切な運用が不可欠であることは十分理解できるところでございます。 生活困窮が原因となるような一部負担金の未収金に関しては、医療機関や生活保護などの連携によるきめ細かな対応を行うことである程度の未然防止が図られるものということで考えております。 また、この制度の運用に当たっては、生活困窮世帯なのか、言葉はちょっと悪いんですけれども、悪質滞納世帯なのか、また保険税の納付状況や生活保護の適用になるのかどうかなどさまざまなケースが想定されますので、本年度に実施されるモデル事業の実施結果によって、22年度中に国・県が一定の基準を示すといった通達が出されているところでありますので、これは今後の検討課題ということにさせていただきたいというふうに思っております。 病院等の未収金の状況でございますが、未収金については、地元の病院、津川病院でありますけれども、照会いたしましたところ、19年度では75件、金額にして約67万円、19年度以前を累計すると200件で約280万円の未収金があるということでした。未納者につきましては、阿賀町の住民であるのか、国保の被保険者なのか、詳細までは私どものほうでは把握できませんので、そこまでは確認いたしておりません。阿賀町診療所におきましては、一部負担金の未収金は出ておりません。 そういう状況でございますので、これからもいわゆる保険税の賦課徴収につきましては、当然加入者の公平が保たれるようにしていかなければなりませんので、その辺も念頭に置きながら、今ほども申し上げましたように、生活困窮世帯なのか、いわゆるそうでない世帯なのかというようなことも、さまざまなケースを想定する中で対応を考えていかなければならないものというふうに思っているところでございますので、その辺はひとつ十分ご理解をいただきたいと、こんなふうに思うわけでございます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) 入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) 実際に肺炎球菌ワクチンの接種の件なんですけれども、今後、新聞やニュースを見ると、今月の末から10月にかけてピークに達するというような情報もあるんですけれども、なるべく町民にその肺炎球菌ワクチンでも知らせて、予防的観点から緊急にやって実行ある対策とっていただきたいと思うんですけれども。 あと、このワクチンのほうですね、インフルエンザのリレンザとか、タミフルなどのあれというのがなかなか手に入らなくて、それに対する町の対応というのはどうされるのか、その点も伺いたいと思います。これは実費なんですよね今度ね。だからその辺のあたりを町の対応としてどうなされるのかちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 肺炎球菌の関係につきましては、ちなみに件数で申し上げますと、平成17年度では336人いたわけであります。18年度になりますと287人、19年度で121人、20年度で51人と、これは一生のうちの1回ですから、やっぱりだんだん少なくなってくるんだろうかなという思いも一つはあります。 そういう中で、これからもまだ該当するような方がいらっしゃるでしょうから、その辺は医療機関とも十分検討しながら、むやみやたらにこれがいいですよと言うわけにもまいりませんでしょうから、ただ単に広報あがで広報したからということではなくて、十分その辺が行き渡るような対応をしていかなければならないというふうに思っておりますし、このワクチンの関係につきましては、やはりこれは実際に新型インフル、この辺については、新型については、10月末ということできょうも報道されておりましたけれども、タミフルについては全国的に行き渡っているわけでありますから、この取り扱いについては、今おっしゃるとおり自己負担ですので、その辺は今後の我々の1つの課題かなと思いますので、生活弱者、そういった対応をどうするのか、その辺はひとつ勉強させていただきたいと、こう思っております。
○議長(遠藤信也君) 入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) 肺炎球菌の件なんですけれども、阿賀町では795名の方が受けておられるわけですね、合計でね。それで緊急措置として体の弱い年寄り、持病の持ってある方だけにもせめて知らせていただいて予防的措置ということでしていただければとひとつお願いしたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) その辺は十分ひとつこれから担当課に検討させるよう指示をいたしたいと思っております。
◆2番(入倉政盛君) お願いします。 これで質問を終わります。
○議長(遠藤信也君) 以上で、2番、入倉政盛君の一般質問を終わります。
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△神田八郎君
○議長(遠藤信也君) 次に、17番、神田八郎君。 〔17番 神田八郎君登壇〕
◆17番(神田八郎君) それでは、私のほうで2点ほど質問させてもらいます。 まず初めに、地域の活性化に汗を流す団体にもっと支援をということで、この本文、質問内容を読み上げる前に、私もこの質問は特定の団体といいましょうか、個人的なことがあっていかがなものかなと思ってここ何年か思案していたんですけれども、3年ほど前にこの方がギリシャに行かれたり、この3月、7月、それぞれ外国人のカメラマンが来たりと、非常に国際的な活動になってきましたので、この辺でといいましょうか、議員の中でも知らない、どんなことをやっているんだと言う人もいるかもしれないし、職員の方の中にも何をやっているんだろうと言う方もいるのかなということで、あえて質問させていただきたいと思います。 今、豊実は船渡地区で、12年ほど前から埼玉県は蓮田市から郷里のこの土地へ足しげく通い、ふくろう会という仲間たちと東屋をつくったり、廃屋の納屋を改装して美術館や喫茶室など7つの文化拠点を建設し、コスモ夢舞台を立ち上げ多彩な活動を展開している石彫作家がおります。コスモ夢舞台は「感動ある人間交流、一人一人が輝く本物と向き合う」をモットーに、具体的活動としては映画鑑賞会、ミズバショウ畑づくり、古代米づくり、ふるさと原風景づくり、里山アート展、アートシンポジウム、自然体感コンサート等々実施してまいりました。 平成18年6月には、奥会津書房の編集長の遠藤由美子氏の仲介でにEUジャパンフェスト日本委員会事務局長の古木修治氏を紹介され、その方の尽力でギリシャのアマリアーダ市に約1カ月間滞在し、旅費はこのEUジャパンのほうからいただいたということですけれども、現地で石彫刻人魚像を作成し、そのアマリアーダのパルキ港という港に寄贈してきた体験記を向こうから毎日のように出した手紙を本にまとめまして、「ギリシャからの手紙」奥会津書房から知ることができます。 また、この3月にはこれまた古木さんの紹介で、欧米のドイツ、エストリア、アメリカですけれども、欧米の3人のカメラマンのレンズの目を通して、ことしは今回は新潟県だということで、佐渡、村上の風景写真と、その中でこの古木さんがぜひこの3人を受け入れてもらえないかということで、この阿賀町豊実に1週間滞在し,当阿賀町の人情、風土をレンズの目を通して活写したと。そして、来年は新潟市と県と交渉したようなんですけれども、新潟市との共同写真展になるようですけれども、予定されているとのことであります。 さらに、この7月にも古木さんの突然の呼びかけがありまして、エストニアからすばらしい少女合唱団が来日します。ついては、彼女たちの休暇を豊実で7月27日1日だけ受け入れてみませんかというその呼びかけがありまして、大分ちゅうちょしたようなんですけれども、歌でソ連から独立を勝ち取った国の少女たちですよと、こういうことで戸惑いながらも、せっかくの申し入れだからと同意して、その準備に悪戦苦闘しながらも、作家の家族やら地元も人たちの協力のもと大自然、田んぼ、田園の中でのすばらしい天使の歌声を聞くことができました。総勢46人ということだったんですけれども、1泊2日ということで、その宿泊は自分の家と地元の旅館ということだったんですが、食事つきで1人4回ということで大変だったと。しかしやり遂げた充実感があると、そんな話を聞きましたけれども、これについては、当町あるいは観光協会の協力もいただいたと、テント張り等々、大変協力いただいたと聞き及んでおります。 まず実行ありきというのが、かの石彫作家の人生哲学ということで、地元の人たちの理解をようやく少しずつ広がりつつある中、少しでも地域の活性化のためになればというふうに取り組んでいる、当町としても、幅広い物心両面のご支援を望むものでありますということであります。 それから、第2点、シャッター通りに創意工夫をということで質問させてもらいます。 1998年大店法にかわって大店立地法が施行され、大型店が郊外に進出、そのため商店街の顧客が郊外に流れ、商店街の活力が失われました。しかしこの2006年、ようやくこの悪法の3法が改正され、大型店の郊外出店にブレーキがかかることになり、国の経済財政改革の基本方針2009において、商店街が地域コミュニティーの担い手として重要な役割を果たすということを踏まえて、空き店舗の利用、地域資源活用等々による商店街活性化の取り組みを積極的に推進するという一文言が入ったということでありまして、7月に地域商店街活性法案が可決されました。 これも何人かの方が言っておりますように、政権与党がかわりましたのでどうなるか、こういうところまでは手を入れないと思うんですけれども、この法案を柱としては総額100億円を超える商店街対策が総合的に推進されると。それも、ハード面よりもソフト面ということであります。全国商店街支援センターでは、小さな町、村にこそ積極的に活用してもらいたいということでありました。 そして、今までは均等に分けると、予算を分けるということだったようですけれども、そうではなくて選択と集中ということで、みずから進んで活性化に取り組む商店街には力を蓄え、情報をとりにいかない商店街はおくれるという趣旨で、大いにこれを活用してもらいたいということであります。 町長におきましては、3年前の町長選挙のいわゆるこのマニフェストの中におかれましても、商店街の活性化ということが選挙公約の1つであったかと思いますので、まだその辺の動きがちょっと見えないなということで、あえて質問させてもらいます。 以上です。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、神田議員さんにお答えをしてまいります。 まず最初の汗を流す団体への支援強化ということでございますが、船渡地区において多彩な人脈とともに、佐藤賢太郎さんが組織するコスモ夢舞台実行委員会が数年前から芸術作品展示による里山アート展や各種コンサート、シンポジウム等の開催によって交流人口の拡大を図って、地域の人たちに刺激と感動を与え地域振興を図ろうとしていることに対しては深く敬意を表しているところでもありますし、私も実際に何度か足を運んでおるところで、十分これは認識をいたしております。 平成18年度から3年間、財団法人新潟県文化振興事業団の文化活動支援としての助成金も受けておりますし、本年度においては、文化庁の芸術文化の地域文化芸術振興事業による助成金を受け活動していくというふうにも伺っているところでございます。 7月27日に行われましたエストニアのエレルヘイン少女合唱団による田んぼコンサートにおきましては、マスコミ関係者への広報依頼、テント設置等の会場設営や案内チラシの配布などによる人的支援につきましても、今お話のとおり、私どものほうでもさせていただいております。舞台周辺の景観整備としての植栽も以前から行っております。 これは地域の皆さんとも一緒になって町が対応しているというふうにお考えおとりいただきたい。ただ単に、佐藤さんのためというばかりでなくて地域の活性化ということで、これを包括的に取り組みをしているというふうにおとりいただきたいと、こう思っております。 当初は都会等の仲間たちによる田舎の遊び的な感覚から始まったものであるというふうにも思われますけれども、またあの景観、あの人情、そういったことに感動した皆さんが大勢寄ってきているというふうにも私は感じられているところでございますが、最近になってようやくこの地域の人たちとの理解と協力も得られているという感じもできてきているなというふうにも思っているところでございます。 地域活性化とは、やっぱり地域の人たちがそれはいいということで理解をし、みずからの行動も起こして、そこから生まれる活気あってこその活性化だというふうに思っております。佐藤さんの芸術作品等も利用させていただいた中で、特色ある地域づくりを推進できるよう、今後ともそういった面での支援や助成は十分検討させていただきたいと、こう思っておりますし、マスコミ等につきましても、私、今ほどお話がございましたような写真集のことについても、NHKなりほかのメディアなりに紹介は惜しむことなくやっているところでございますので、その辺はひとつご理解いただきたいと思っているわけであります。 常々新潟県の地域振興局、この皆さんのご理解もということで、今回かわられた局長さん、あるいはかわる以前の局長さんも非常に興味を示していただいて何度か足を運ばれているわけであります。 そういう中で、先般も知事さんとの面会もかなったようでありますし、文化振興課の課長さん等々の面談もできて、こうした趣旨も伝えられたということでありますので、大変よかったなというふうに思っております。これからもぜひひとつ議員各位にもできれば足を運んでいただいたり、ご助言をしていただいたりすれば幸いなんではないかなというふうに思っております。 ちなみに、21年度文化庁の地域文化芸術振興プラン推進事業の助成金ということでは60万円ほどが予定されているというような話も聞いておりますので、そういう中で本当に一生懸命取り組みをされているなということは実感いたしておりますし、何らかの形でこれが地域とも結びつき、そしてひいては阿賀町の目玉にもなって、1つの文化芸術の拠点となり得るようなことになれば幸いだなというふうに思って注目をしているところでございますので、皆さんのご理解を得ながら、できる範囲での協力は惜しまないつもりでおります。 次に、シャッター通りの件につきましては、おっしゃるとおり空き店舗の増加によるシャッター街と呼ばれる現象で、私も何とかやはり商店街の活性化ということには商工会の皆さん、あるいは商工会の青年部の皆さんといろいろお話をする中で提言をするわけでありますが、勝手に私どもが、私が思うようなことでこうだああだとばかりも申し上げられないわけでありますから、そういう中で、いろいろ興味を示してくれる方もいらっしゃるわけでありますし、一部の皆さんともかつてはやはり商店街がまさに49号でしたから非常に交通量も多くなってあのにぎやかな市も住吉神社の境内に行くような格好になってしまったことが、1つはやはりそのにぎわいというようなものもなくなっていった原因ではないかなと、こんなふうに思いまして、私もかつては皆さんも大勢いらっしゃるだろうと思いますがあそこを歩いたわけですし、市の日は本当に汽車にはようやく乗れるほどのにぎわいがあった時代があったわけであります。ましてやあの路上に露店が両端に並んだにぎわいのあった時代があるわけであります。そういうことにはなかなか戻すには大変でしょうけれども、一部で今住吉神社にある露店というようなもののあり方を一部に再現することはどうでしょうかなんていうような呼びかけもしているわけでありますが、なかなか実現しないのもまたちょっと私の力不足かなとも思いますので、これが1つのやはり夢でもあるし、また1つ活性化につながるんではないかなと思いますが、商店街関係者の皆さんの賛同を得ながらこういったことにしていかなければならないんではないかということは今も変わりません。これは実現の方向でいければなと、こんなふうに思う中で、あそこの空いている、そう言っては何ですが、タクイチさんの店舗がございましたね、大きいの。これは関係者の皆さんからあれをどうぞ使ってくれと、何か活性化のために使えるものなら使ってくれということでございましたので、担当課にもその旨を伝え、これの推進型を図ったところ、今の段階では狐の人形といいますか、張り子といいますか、これの展示になっているんですが、ただ展示していたのでは暗闇の中に倉庫みたいな格好になっていますので、この間も見まして、関係者の皆さんからこれじゃなという話もございましたので、これらのやっぱり使い方、大勢の皆さんが来て
狐の嫁入り屋敷から歩いてもこられるようなことになればいいんではないかなと、こんなふうに思い、またその一角に例えば喫茶があったり、ここの地元の名物でもある手打ちそばが食べられるとか、そういうことが可能であれば、その一角でもかつてのようなものが復活していくんではないかと、こんな思いを持っているのでありまして、これらもひとつ可能ではないかということ、どこがだれをどうしてやるかということについても手法の問題もありましょうけれども、だれかこれはどうかどうぞひとつやってくれでは、やはりこれ行政だけではなかなかできませんので、これは地域の皆さん、地元の皆さんのご理解のもとで取り組みをしなければならない。もう本当にこれはできそうでなかなかできないというのが現実なんですよね。 ですから、そういうことも今言われておりますので、そういう中での取り組みはこれからもやっぱり働きかけをし、商工会の皆さんのご理解もいただきながら連携してやっていく必要があるんではないかなと、こんなふうに思っているところでございます。 そうすれば、町内の買い物も従来からの商店よりもスーパー、コンビニの利用が多くなっている中で、商品券の利用もあることですから商店街への足を運んでくれるんではないだろうかと、こんなふうに思います。 おっしゃるとおり、7月に可決されました商店街の活性化のための地域住民の需要に応じた事業活動促進に関する法律では、中小の商工業者やサービス業者の振興と地域住民の生活利便の向上や交流に役立つ活動の活性化を図り、地域のコミュニティーの担い手としての役割を強化し、ソフト事業等の商店街活性化活動への支援強化、空き店舗対策の強化、人材育成支援など総合的に支援することを目的となっておりますので、これらの活用をもう少し私どものほうも皆さんにPRをし、できる限りこういったものが大きく活用されるような手だてを考えていく必要があるというふうに認識はいたしておりますので、これからも粘り強くこの商店街の活性化へ向けて一生懸命努力をしていきたいというふうに思っているところでございます。 重ねて申し上げますけれども、商店街、商工会の皆さんの意欲と努力も必要不可欠でありますので、その辺の喚起を促しながら、そしてまた再三申し上げますけれども、IP電話の活用が来年の4月から本格化するわけでありますから、これの情報提供、情報発信、これらも加えながら取り組みをしていけば、何とかそういった目的が達成されるのではないかという思いを持っておりますので、ぜひまた皆さんからのご指導、ご協力をいただければと、こう思っております。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) 神田八郎君。
◆17番(神田八郎君) 3年前にこの彫刻家の方が、佐藤さんがギリシャに行くきっかけというのは先ほど言いましたように、EUジャパンフェスト日本委員会という、これは1993年といいますので16年前に設立されたNGOなんですが、この事務局長の古木さんという方がある日遠藤さんの紹介でこういう人がいるよと、福島県と新潟県の県境の本当の片田舎で彫刻を主にしてこういう活動をやっているということを知って、3年ほど前に会いにきて、ああそうか、こういうことをやっているのかということで、このEUジャパンフェスト日本委員会の資金でもって、これはアーティストの国境を越えた芸術文化の共同事業を支援するという、こういう委員会なんですけれども、その古木さんが奔走して、ギリシャへ行ってみませんかと、これ外国から日本に来たり、そのカメラマンもそうですけれども、あるいは日本の国内の人を外国に派遣したりという、そういう芸術家の運動を支援するという、活動を支援するという、こういう会なんですけれども、ちなみに、去年の実行委員長は大橋洋治さんという全日本空輸株式会社会長、ことしは17回委員長ということで、三菱重工業株式会社会長という、これはこういう人たちといいますか、日本の経済界、文化人、欧州各国の駐日大使等々によって設立されたということなんですけれども、私もその彫刻家の佐藤さんともう十数年来、旧鹿瀬町の芸術家といいますか、3人展が挙行されましたけれども、古い鹿瀬庁舎のとき、五十嵐晴徳さん、それから渡辺さん、それから佐藤さんと、そのとき初めて知り合ってもう十数年来なんですが、ここ地元で田んぼをいじったり、いろいろな木を植えたりと、私も正直言って何しているんだろうという感覚で、正直そういう感覚もないでもなかったんですけれども、この古木さんという方がこちらに来て頑張っていると、これは世界に紹介してもいいというお墨つきでもって彼はギリシャに派遣されたんですけれども、やはり我々この地元ということになりますと、どうしても非常に過小評価しがちなんですけれども、また全然違う部外者が来るとすごいということになるんだなとつくづくと、その古木さんとの出会いというものは非常に大きな転機になったと思うんですが、本当に国際交流といいますか、あちこちから来るようになりましたので、逆に言えば阿賀町もそれを利用しない手はないなと思うんですね。ただただお金をやるとかいうことじゃなくて、そういう向こうから来る、それを阿賀町の活性化のために町も利用すると言うと言葉は悪いんですけれども、お互いに共存共栄という意味でかかわっていくというのもいいんではないかなと、そんなことでまた提案をさせてもらいました。 それから、このシャッター通り云々ということで、鶴野礼子さんという商業ジャーナリストの方がもう20何年も日本全国あちこち歩き回って、その活性化の商店街はなぜ活性化しているのかということで、あちこちの商店街を紹介しているんですけれども、その4つのキーワードがある、それはやはりアイデアがある、そしてまた行動力がある、そしてまた組織力がある、そしてまたそういうところにはリーダーが必ずいるという、この4つがかなめだと。アイデア、行動力、組織力、リーダーという、やはり大事なのは人材だと。 先ほども町長も言いましたけれども、地元の方の意欲と努力というのが大事だと言われましたけれども、これだれやるんだってやはり人間ですので、人材といえば地元に人材はいないのかということではないんですけれども、1つの案ですけれども、地元の商店街の方から少しお金を出して基金を積む、あるいは町が少してお金を出して基金を積む、さっきの国のあれでもないですけれども、そういう基金を積んで人材育成といいますか、何回もやはり会合をするのが必要だということを言っておりますけれども、それでやはりよそを見てくると。そしてこの地元の歴史、文化、そういうものを踏まえて将来計画といいますか、そういうものを立ててどうしてやったらいいのかということを真剣にやはり考えなければだめだと思いますので、急がば回れ、いきなりお金をやってはいどうぞと、これは多分絶対成功しないと思いますので、急がば回れではありませんけれども、まず人材を育成すると。それを一人でほれやれではだめですので、やはり地域の人たちが定期的に集まってどうしたらいいんだと真剣に話し合うというそういう場つくり、そういう基金づくりといいましょうかね、そういうところにちょっと助言を町でやってやってそういう方向にいくと、そういう方向にいけないのかなと思うんですけれども、村上市あたりは本当に最近といいますか、近年ある方が一生懸命努力してああいう町並み、景観といいましょうか、あんな古いものと思うようなものをあちこちから見に行くという、そういうようになっておりますので、やはり文化、歴史というものを発掘するといいますか、そこに光を当てるという、そういうただただお金もうけというんじゃなくてどうしたら活性化するか、人が来るかという、そういうことなのかなと、そういうふうに思うんですけれども、そんなところで1つの案ですけれども、町長はどうお考えでしょうか。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 1点目の佐藤賢太郎さんについては、先ほども申し上げましたように、私どももその事業といいますか、取り組みには十分敬意を表しているところでもありますから、今後も引き続きできるところから協力は惜しまないと、こういう形でおりますし、459、あの通りが整備がされました。そういうこともあって、歩道に空間がといいますか、今何にもない芝ですかね、土の部分が幾つかあるわけでありますが、あそこにこの狐通りとするのか、これからのいろいろな考え方ですけれども、そういう中で、新潟地域振興局の予算、そういう部分に係る大部分がいただけそうなので、そういうところのオブジェといいますか、モニュメントというか、そういうものの制作も、県が賢太郎さんの作品にも注目しているようでありますから、そういうものが実現するようなことでまた取り組みがされるんではないかと思って我々も協力は惜しまないと、こういう形で取り組んでいきたいと思っているわけであります。 2番目の商店街のことはまさにおっしゃるとおりで、私もそんなことは提案しいているんですが、なかなか人材がいないわけではございません。また後継者がいないという、担い手がいないというのも非常に大きな悩みの種でございますから、若い人たちが集まっている会があるんですよね。そういう中に私は提案させてもらったと、こういうことなんですが、ぜひひとつ神田議員さんからもそんな機会があれば、こういうことで提案をしたというようなことも言っていただきたいなと思いますが、何らかの形でこれが実現できることは全く依存のないところでありますから、手だては我々の課題としても提供していきたいと思っておりますし、これはかつて商店街の皆さんもあちこち勉強されているんですよ。長浜の黒塀ですかね、ああいう通りもごらんになっておりましたし、いろいろな取り組みもされているんでありますが、いかんせんそれの結集といいますか、そういうことにはまだなっていないんではないかなと、こんなふうに思います。 やはり1つは高齢化も大きな要因ではないかな、あるいは担い手不足の部分も1つあるのかな、高齢化と担い手不足、つまり跡継ぎの関係もあるのかなというふうな思いもいたしておりますが、その辺足らざるところは行政も大いにひとつ手を加えながら目的がといいますか、活性化が図られるような努力は惜しまないつもりでおります。 今後も努力してまいりたいということを申し上げて、答弁とさせていただきます。
○議長(遠藤信也君) 神田八郎君。
◆17番(神田八郎君) 先ほどの城山橋までの拡幅した歩道のモニュメント設置が今進行中ということでそれは聞いています。よろしくお願いします。 それで、これはPRといいますか、10月10日に奥阿賀探訪夢舞台祭りということで、午後1時から3時まで、地元の和太鼓だったり、民謡とか日本舞踊、フォークソング等々が2時間にわたって地元の郷土芸能の発表の場ということで展開されますので、ぜひ時間のある方は出席をしていただきたいなという、まあまあPRではありませんけれども。 それと商店街の件ですけれども、この鶴野礼子さんという方も言っているんですけれども、将来へのビジョンをしっかりと描く、地域の皆さんに喜んでいただくという根本姿勢を忘れることなく地域住民や関係団体などを巻き込んで、自助努力を続ける商店街は必ず再生しますというふうにうたっているんですけれども、そのなかなか行政でこうだああだと言ってもなかなか大変なんでしょうけれども、そしてまた地元の方もそれなりに研修をしたり集まっているんだけれどもという今の話なんですけれども、その気を起こすというか、要は人間は能力は同じですが、気をどうして起こさせるかというここら辺が大事かなと、非常に大きな課題ではあるんですけれども、まあまあ自分のできることをやらなければいけないなと、人ごとではなくて、そう思っております。 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(遠藤信也君) 以上で、17番、神田八郎君の一般質問を終わります。
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△星公司君
○議長(遠藤信也君) 次に、10番、星公司君。 〔10番 星 公司君登壇〕
◆10番(星公司君) それでは、質問に入る前にちょっと文字の訂正をお願いしたいと思います。 質問趣旨の欄でありますけれども、下から2段目「給付金を含め、記念品、せめて長寿を顕彰する賞状」となっていますけれども、この「賞」というのを「表」に訂正していただきたいと思います。 それでは、質問に入りたいと思います。 施設高齢者にも長寿を顕彰し祝福をということであります。 明治、大正、昭和、平成と激動の困難な時代にも長年力強く生き抜き、社会貢献されてきた高齢者に対し、長寿を顕彰し祝福をする敬老会が9月12、13日と町内各地において開催される予定となっています。大変に喜ばしいことであると思います。 しかし、介護老人福祉施設及び介護老人保健施設などの入所者は町からの長寿の顕彰されることなく対象外と聞いていますが、事実とするならば、今までの社会貢献は何だったのかと疑問とするところであります。 そこで、給付金を含め、記念品、せめて長寿を顕彰する表状など考えられないか。まず最初に伺います。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 星議員さんにお答えしてまいりますが、ご趣旨もっともなことというふうに思っておりまして、先般も斎藤議員さんのほうにお答えしたとおりでございますが、重複する部分もありましょうけれども、改めて答弁させていただきますが、本当に明治から大正、昭和、そして平成と、しかも戦乱の激動の中を生き抜いてこられた、そして町の発展にも大きく寄与してこられた高齢者の皆さんでありますので、これはまさに何事にもかえがたい深い敬意と感謝の念は禁じ得ないという点につきましては、議員と同様であります。 100歳を迎えられた方に対してご長寿の祝福はもちろんでございますけれども、これは先般も申し上げましたように、施設の方と在宅介護で介護の方々が一生懸命また取り組んでおられる、施設に入られている方、つまり特養ですともうほとんど年に二、三人ぐらいしかもう入ればほぼついの住みかになってしまう、そういう中でいろいろな支援も受けておられるというような観点から、こういう条例の企画になったんだというふうにひとつご理解をいただきたいと、こう思っておりますが、まさにこの長寿を祝福するという観点から言えば、これはどなたでどこにおられようともあって不思議ではないというふうに思っておりますし、現にこの間、レガッタの日、6日の日ですか、東蒲の里の敬老会に招かれて行ってごあいさつする機会がございました。これは記念品として長寿の方、それぞれ喜寿、それから傘寿、そしてまた幾つかの国の中のお祝いがあるわけですが、このお祝いの皆さんには、施設のほうからと町からのやはり贈り物といいますか、記念品も送っております。ことしから商品券も2,000円ではありますけれども、送るようにいたしたところでもございます。 そんなことでありますが、ご質問にございますように、この世界一の長寿国として平均寿命が延びる中で、安心・安全のまちづくりを進めるためにも、将来的には新たな福祉サービスなどによってより優先度の高い高齢者施策の事業化も必要不可欠であるという観点からすれば、この間もお話ししましたように、今幾つか挙げられました顕彰する制度、改めてこの敬老会の記念品のみではなくて、100歳の長寿をお祝いする記念品なり、顕彰をする表彰ですかね、こういったことがあってもいいのかなと、こんなふうに思っております。 これはもう私も行って見て、あるいは100歳の方を訪問してみて、その辺もひとつ気になっていたところでもございますので、現行制度の見直しということもありますけれども、現行制度は現行制度で、またこうした部分への制度化を現行制度に加えて見直すといいますかね、そういうことの必要性というのは十分あるというふうに思っておりますので、これは前向きに取り組んでまいりたいというふうに思っているところでございます。 そんなところでひとつご理解をいただきたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 星公司君。
◆10番(星公司君) 今ほど町長から答弁をいただきました。きのうの斎藤議員に対する答弁、そしてまた今ほどの答弁ということでありますけれども、町長は前向きにとらえているというふうに私は伺いました。 そこで、私の手元に一住民からの手紙が届いております。文面がちょっと短いんですけれども、ちょっと読みたいと思います。 長寿高齢者に送る言葉、100歳祝い金についてということであります。明治、大正、昭和、平成4時代にわたり歴史、文化、産業、経済の礎を築かれた先人の皆様方に深甚なる敬意を表しますと、長寿高齢者に対して100に余る敬語を異口同音、美辞麗句をもって犠牲者は賞賛しております。真実そうでありましょうか。聞くところに不可解なものもあります。一例すれば高齢者に対する祝い金です。満100歳の長寿者に送られる祝い金は家族、同居者に限られるそうです。健康上、または家庭の事情でやむなく施設に入居しなければならない人もいるはずです。施設の入居者は対象外とのことです。なぜでしょう。施設の入居者は家族を含め在宅者以上に精神的、経済的にも負担を与えてあろうかと思います。自治体は経済的なものも含め、特殊な支援でもされているのでしょうか。生涯、地域の振興に格別な貢献をしながら、わずかな入居で対象外となるのはその功績は何だったのか。忍びても余りあるものがあります。町の財政など考慮した上での策だと思考されますが、せめて50万円でなくても、感謝状に30万円、10万円や座布団1枚でも送ることが美辞麗句の本旨ではなかろうかと思います。ご一考願います。というような内容でありますが、阿賀町に住んでいて100歳に達する長寿者に対しては、在宅者も施設入所者もともに社会貢献されたことなどを考慮するならば、長寿給付金条例で色分けをし差別化を図るべきではないと私は感じるわけでありますけれども、そこで目的の第1条及び対象者、第2条の条例の見直しは考えられないか。先ほど町長は前向きということでありますけれども、改めて町長の答弁を求めます。 また、ある施設入所者で100歳に達する長寿者が1人いることはわかっていますが、全部で何人ぐらいいるのか、在宅、施設入所別、わかりましたら伺いたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 今おっしゃるとおりでございますが、先ほども申し上げましたように、施設入所者はそれなりに金がかかるとおっしゃいますけれども、これは今までは介護保険に定められた、これがあるわけですよね。それがそのとおりで級別で介護度によって違ってはくるわけですけれども、しかし利用料というのはかなり軽減されていますよね、10%で済むわけですから、そういうことでその給付を受けられると。しかも、今、食事、いわゆる住居費が加算になったとはいえ、きのうも申し上げましたように、10万円ないし15万円ぐらいで終わっているわけですね。そして、なかなか仕方がなくて入るというんですけれども、そうではないですよ。介護度がちゃんと決められて入るわけですよ。そしてその必要性に応じてケアマネジャーがちゃんとこういうほうにあったほうがいいという指導のもとで入られているわけですし、それを誤解しないでいただきたいんですよね。そしてしかもほとんど入ってしまうと、本来は少しでも回復をして出られれば一番いいわけですけれども、なかなか退所するということにはつながっていないんですよ。そういうことからしますと、やはり入りたくでも入れない人が180人もお待ちになっていると。すべての方がすぐに入りたいというわけではありませんけれども、そういう状況下にあるということもひとつお考えいただきたい。 そうすると、入れたくても入れられないというのは、職業を持ちながらも、このお年寄りのために、介護のためにやめざるを得ない人もいるわけです。こういうこともやはり均衡も考えていかなければならないんだということが、この条例の趣旨の中に盛り込まれているわけですよね。そういうことで、この均衡をあるものにしていきたい。これはどなたにでも100歳になったらあげていいということであれば、これは一番いいわけですが、そしてしかも入りたい人はいつでも入れるという状況になればいいんですけれども、なかなか一たん入ってしまうと、先ほども申し上げましたように、大体年に三、四人ですよね、入れかわられるというのは、そのぐらいしか余裕がないわけですよね。ですから、そういう中で介護をされている皆さんのご苦労にも報いなければならない。決して長寿のこれまでのご功績に対して、ご功績を認めないとか差別をするとかいう問題ではございません。そういうことをひとつご理解をいただきたいというふうに思っているわけであります。 そういうことで今やっているわけでございますから、しかしながら、やはり長いご長寿の中でいろいろご貢献されたことに、町としても一言の御礼というか、敬意を表するという態度があってもいいのかなと。これは施設に入ることも十分私ども町としてもやっているわけですから、それはそれなんですけれども、改めてやはり100歳になられた方はそういう思いもおありでしょう。ですからそういうところにやはり敬意を表するというためのものはあってしかるべきだということに対して前向きに取り組んでいく必要があるということで、次年度からはそういうような形でやっていきたい、こう思っております。これはひとつそのようにおとりいただいて結構だと思いますが、今も担当のほうに指示をしておりますので、そのような形で取り組まさせていただきます。そういうことでご理解をいただきたいと思います。 人数は今まで給付してきたのは、大体ことしは5名ですか、施設に2人、給付は3名でございます。そして、来年になりますと8名になるんですね。この施設入居のほうはまだ未調査でございます。このうち何名かというのは。それから、23年は7名、24年になると12名、25年になると25名、26年になると26名というところまでは今調査をしてございます。このような状況でふえていくということでご理解をいただきたいと、こんなふうに思っております。
○議長(遠藤信也君) 星公司君。
◆10番(星公司君) 3回目です。どうでしょうか、町長。毎年前向きということであるならば、すべてはその町長が顕彰する表状ですか、そういうのはどうですか。ことしから町として。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) その辺はまた今までの過程もございますので、十分検討させていただいて、実現できるとなれば実現していきたい。次年度からは確実にやろうと、こう思っております。それだけにするか、どういうふうにするか、これから検討させていただきます。
◆10番(星公司君) これで質問を終わります。
○議長(遠藤信也君) 以上で、10番、星公司君の一般質問を終わります。 審議の途中でありますが、昼食休憩のため、ただいまから午後1時まで休憩といたします。
△休憩 午前11時54分
△再開 午後1時00分
○議長(遠藤信也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△報告第13号・報告第14号の一括上程、説明、質疑
○議長(遠藤信也君) お諮りします。 日程第2、報告第13号 平成20年度阿賀町
健全化判断比率の報告について、日程第3、報告第14号 平成20年度阿賀町
資金不足比率の報告について、以上2件は関連がありますので、一括議題といたしたいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 したがって、日程第2、報告第13号及び日程第3、報告第14号の2件を一括議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、報告第13号 平成20年度阿賀町
健全化判断比率についてでございますが、一昨年6月に成立いたしまして今年の4月より全面施行されました地方公共団体の財政健全化に関する法律第3条第1項の規定によりまして、平成20年度決算によるところの阿賀町
健全化判断比率について監査委員の意見を付して報告するものであります。 本件については、昨年もその前段ということで同じ報告をさせていただいておりますので、その辺のところはもうご理解いただいているものと思っております。 議案書の3ページでございますけれども、健全化法では
健全化判断比率として4つの指標について、公表、報告することとされているところでございます。 その概要についてご報告させていただくわけでありますが、最初に実質赤字比率でございますが、これはいわゆる普通会計、一般会計、診療所特別会計及び町営スキー場事業特別会計における実質収支の赤字の大きさをあらわすものでありますが、本町におきましては、実質収支が黒字でありますので、昨年度に引き続き該当なしということでございます。 次に、連結実質赤字比率でございます。この指標は財政健全化法で新たな指標として設けられたものでありますが、普通会計と普通会計以外の会計の実質収支の合計額、つまり阿賀町全会計の実質収支の赤字の大きさをあらわすものであります。これにつきましても、本町におきましては黒字でありますので、該当がございません。 次に、実質公債費比率でございますが、これは平成18年度の地方債制度改革によって設けられた指標でございます。平成18年度から平成20年度の3カ年の平均によって算出するもので、その比率が20.3%となったところでございます。昨年度は19.1%でございましたので、1.2ポイントの上昇ということになりました。 この実質公債費比率が上昇した要因につきましては、第1にこの比率が3カ年平均によって算出されますことから、前年度において算入されておりました比率の低かった平成17年度の数値16.9%が外れたことによるものでありまして、第2に公債費のピークが平成20年度であるとともに、企業会計の公債費負担に対する一般会計繰出金が高い水準で推移していることによるものと分析しているところでございます。 なお、単年度数値では平成20年度は20.3%であり、平成19年度は21.1%でございますから、0.8ポイント改善されたというものでございます。 最後に、将来負担比率でありますが、これは財政健全化法で新たに設けられた指標でありまして、決算年度において普通会計が実質的に負担すべき負債額が標準財政規模に対してどれくらいの割合になるのかをあらわすものであります。このたびの決算におきましては、218.1%となっており、前年度比0.1ポイントの上昇となったところでございます。 なお、議案書3ページの
健全化判断比率の各指標の括弧内の数値は早期健全化基準でございまして、本町の場合、実質赤字比率及び連結赤字比率については実質収支が黒字でありますので、該当がないところでございます。実質公債費比率及び将来負担比率につきましては、早期健全化基準に至るまでの数値に達していないという状況でございます。 しかし、実質公債費比率は年々悪化している状況にありますので、直ちに財政健全化団体や財政再生団体に陥るというものではありませんが、財政運営における公債費負担が大きくなっていることは数値が示しているとおりでございます。 これからのまちづくりを進めるに当たっては、緊急性及び費用対効果を十分見きわめ、できる限り地方債の発行を抑制していく必要があるというふうに思っております。現在、借り入れしている町債についても、積極的に繰上償還を実施していくよう調整しているところでございます。 なお、このたびの
健全化判断比率に対する監査委員の意見書を議案書の4ページに付しておりますので、ごらんいただきたいと存じます。 それでは、あわせて報告第14号のほうでございますが、これは平成20年度阿賀町
資金不足比率でございます。 本件につきましても、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定によりまして、平成20年度決算によるところの各公営企業の
資金不足比率について、監査委員の意見を付して報告するものであります。
資金不足比率とは、各公営企業会計において一般会計の実質収支の赤字額に相当する資金不足額が営業収益の事業の規模に占める割合をあらわすものでありまして、先ほど報告いたしました
健全化判断比率の1つである連結実質赤字比率の算定において資金の不足額を生じている事業がある場合のみ比率としてあらわれてくるものであります。 議案書6ページにお示ししてありますように、本町で報告の対象となる公営企業は、水道事業、簡易水道事業、下水道事業及び工場団地造成事業の4つでございますが、いずれの事業におきましても、資金不足額はなく、したがって、
資金不足比率は昨年度に引き続き該当がないものでございます。 なお、工場団地造成事業特別会計につきましては、平成20年度末をもって閉鎖していることから、次年度以降は算定の対象から外れることとなっております。 本件につきましても、議案書7ページから10ページに各事業に対する監査委員の意見を付しておりますので、ごらんいただきいと存じます。 以上、雑駁な説明でございましたが、財政健全化法によりますそれぞれの報告をさせていただいたところでございます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 12番、猪俣誠一君。
◆12番(猪俣誠一君) それでは、ちょっとお聞きします。 とりあえず水道事業会計をちょっと例にとって話させていただきますが、これで実際いいのかという観点からちょっと質問させてもらいます。 固定資産の中では、減価償却というのがありましてだんだん減ってまいります。それで、企業債、それから借り入れがすべて資本のほうに入っております。はっきり言って、企業債は今15年度から水道事業会計では償還しておりません。ということは、残っているわけですよね、どんどん膨らんで。こういう形の会計の中で、これから先、水道の値上げ云々というふうなことをいっぱい言われますけれども、会計を適正に処理していくにはどうしたらいいかということを先に考えるべきじゃないかなと、今の現状ではなく。そうでないと、これは国の金ですよね、今借りている金は公庫の資金やら銀行もあるのかな、政府資金等いろいろございます。これは当然返すことを目的で行われている事業なので、それとの帳じり合わせがこのような形でやられてしまうと、私はどっちかというと、これから夕張の二の舞になる可能性もあり得ると思うんですよ、これがずっと続けば。見た目は私たちにはこの報告なんですよね。今言われた報告なんですよ。事業収支上は黒字になるんです、それは危険はありませんか。それから、もうちょっとはっきり内容がわかるように、やはりそれぞれに出していただきたい。特別会計なんかよく見ていればわかるんですけれども、すべて繰り入れがあっての実質収支のプラスなんですよね。ということは、繰り入れるということは一般会計から繰り出しているわけですよ。強いて言えば、今度は事業的なものに町が今度逆に町債とか何かで今度借りるわけですよね。ということは借り入れはふえてくる、それは今皆さんが言われた実質公債費比率云々の問題から何からすれば、今のところは確かに問題ないと思われます。今後も問題はないように進まれるんでしょうけれども、今このような会計の仕方でいいのかどうかということだけちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) これは私どもが恣意にやっているわけじゃございませんから、このルールにのっとってやっているわけでありますから、これはこれでいいんですよ。 いいんですが、確かにおっしゃるとおり、そういう繰り出しをしているから帳じりが合っているということではありますけれども、それは当然見込まれた中でやっているわけでありますので、これから今度はいわゆる民間と同じようなプライマリーバランスといいますかね、貸借対照表、民間並みのこういうものをつくらされるときに、またその辺の指導があるということでひとつご理解いただきたいと思っております。 これについては、やはりこの中身は当然なんですよ。中身はそういうことで念頭に置きながらやるわけですが、こういうことでこれは私どもが勝手にこういうルールをつくっているわけではありませんし、これにのっとってちゃんとやっているわけですから、この指標というものについては、これはまずこのとおりに読んでいただかざるを得ないと、こう思っております。 ただ先ほど申し上げましたように、将来的に例えば一般会計のほうにつきましても、標準財政規模がだんだん小さくなっていくわけですから、それを見越しながら、繰上償還等々を計画的にやりながら健全化を図っていくということはこれまでより以上に取り組んでいかなければならないというふうに思っているところでございますので、その辺はひとつ、またそういうプライマリーバランスをとると、指標をつくるときにそれもつくらされるというふうに思いますので、その辺のときにもまたご説明申し上げていきたいと、こう思っておりますので、その辺はひとつご理解いただきたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 12番、猪俣誠一君。
◆12番(猪俣誠一君) 私の言いたいのは、要するにみんなの目に見える状態にしておいてほしいということなんですよ。実質経営は黒字ですというのだけが皆さんの前に出されるんですよね。経営上は黒字だから安定していると。でも、実質的にはこういう負債を抱えながらやっていますよということが基本になって、それで事業を行えば当然初年度は減価償却はありませんのでいっぱいですよね。ということは、固定資産がふえるんですよね。資産はふえる、借金もふえているんですよ。だけれども、それは資本計上されている借金になるので、そうするとバランスは皆とれちゃうんですよ。それが本当に重要なのかどうかということですよね。やっぱり見えるのはこれこれの事業を行うのに、これこれの負担がどうしても必要になっているんだということをきちんと見せる必要がある、そういう経営でないと、これから先、新しいもの、新しいものをつくっていくことによって、形の中ではプラスになっていく。でも実質的には物すごいものを抱えて倒産する自治体が出た。この事実関係をやっぱりちゃんとするには、このプライマリーバランスをきちんと皆さんに提示して、これでいいですかということがやはり一番重要なことだと思うんですよ。 今、特別会計と今のようなこの会計だけはちょっと私には見えない部分が余りにもいっぱいあり過ぎて、処理上間違っているというんじゃないです。これは法律で定められた処理の仕方でやっておられるわけだからこれはこれで正しいとは思います。ただ皆さんが本当にこれでいいのかなと思いながらやっておられるんだとすると、私はちょっと疑問を感じるんですよね。やっぱりこれをやることに、設備することにもっと懸念しなければならないとか、逆に今利用者をふやすために逆に収益を上げることに力を注がなければならないとか、そういう方向で逆に考えていってほしいんですよ。今の考え方は違いますもんね、予算消化ですもの。この辺はやはりきちんと住民にわかるように、これから先していっていただきたいなと、私は思います。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) おっしゃるとおりでしょうけれども、しかし、これはなぜこういう4つの指標で判断比率が出されるようになったかというと、夕張とかそういうものがあるから、とりあえずこういうふうな形でやってくださいよと。これは確かにおっしゃるように、目に見える形で赤字が全部これでどんどん赤字をつくっていったら大変な話になるわけですから、それは国の指導のもとで当然これを超えるような赤字団体にあっては将来的にはだめですよと、こういうことでの指標ですから、それは見えるようにと言われても、これが一番見えるようになっているわけですのでね。 その辺はまた私どもも、例えば企業会計に置きかえた場合とか借金はこうだというようなことは、また皆さんにわかっていただけるような説明をつくるということもあってもいいのかなと、こう思いますけれども、公会計の方法はこれは間違いではないわけですから、しかもそれは将来的に、私さっき申し上げましたように、例えば、今合併をしてかなり大きな標準財政規模というのはいろいろな交付税もふえておりますし、そういうことであるわけですが、平成26年度以降になってきますと、どのようになってくるかはわかりませんよ、まだ。だんだんに分母が少なくなってくるとそのときにやっぱり備えることは必要なわけですから、これがそのための指標であるということで取り組みをしていかなければならないんだということでありますから、猪俣議員のおっしゃることは私もよくわかります。それはひとつ念頭に置いて取り組みをしていく必要があると思っております。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。 2番、入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) 猪俣さんのあれと関連するんですけれども、阿賀町の標準財政規模と一般会計との実際数の数値的なものは表で出してもらえると、そういうのも多少わかってくるんじゃないかと思うので、比率だけ示されてもちょっと具体的なものが見えてこないので、できればそういうのを出してほしいんですが。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) そういうものをそろえて後ほど勉強会をやりましょう。そういうことでご理解ください。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。 11番、伊藤武一君。
◆11番(伊藤武一君) 伊藤です。ちょっとお聞きいたします。 早期健全化基準ということなんですけれども、この意味がちょっとわからないので教えていただきたいと思います。 それと、これは早期なんですが、3年なのか5年なのか10年なのか、そういうあれがあると思うんですけれども、そういうことじゃないのか、その早期健全化は何を基準としてそのことを言っているのか、それをちょっと教えていただきたい。 それから、今のお話があった中で実質公債費が再生団体に今特別会計とか何とかと言われた中で、実質公債費比率のこれが一番私はその町の財政の基準となるものだと、私はそう思っております。それで年々上がって、これもこの中でまた早期健全化基準の中で25%というような数字が載っているんですけれども、大体夕張なんかの話が今出たんですけれども、夕張の場合はやはり25%ぐらいだったそうなんですけれども、それが何か5月の末に二、三日前のテレビだったかな、夕張の再生団体に落ちたという中で、なぜ議員の方々がそういうものを知らなかったのか、そういうテレビをやっておりました。そうしたら、5月の決算期の中で1日違いで細工ができる方法もあるなんていうような話を聞いたんですけれども、そういうのをやったかやらないかは別としてそういう話がありました。それで、25%ということは4分の1が公債となるわけですよね。これで果たして再生団体に陥る心配がございませんというような、ないんですから夕張とは違うんですからと言うんですけれども、やはり実質公債費比率というのは非常に私はこれだけの数字、早期健全化の基準がここまでいって本当に大丈夫なのかというこれを私は一番疑問に思うんですけれども、これらについてちょっと教えていただきたい。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) これも昨年も夕張の数値や何かも全部提示したと思うんですが、今は私持ち合わせておりませんので、その辺は25%ではございません。はるかにもっと多いんです。そういうことでもありますから、先ほど申し上げましたように、いろいろな数値を取りそろえまして、いずれぜひひとつ勉強会をやりますから、それでひとつ今ここで口頭で言っても、申しわけありませんけれども、皆さんにご理解いただけるかどうかという点については、私は自信がございませんので。
○議長(遠藤信也君) 町長、わかりました。いいですか。 文言の説明とかこのものについては、この中の議論じゃなくて勉強会の中で取り扱いたいと思いますが、よろしゅうございますか。 〔「はい」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) いずれそういう機会を持つということでしてください。 これはあくまでもこの議会としての議論の場でありますので、よろしくお願いします。 ほかに質疑ありませんか。 1番、小池隆晴君。
◆1番(小池隆晴君) 1番、小池です。 今、実質公債費比率とか将来負担比率の話が出ていますので、ちょっと伺いますけれども、これが例えば括弧の25%、あるいは350%を超えればすぐうんのこうのという問題ではないと思いますけれども、ちょっと高いなと思いますのは、ちょっと私もわからないなりに調べてみましたら、これは去年の値なんですが、阿賀町が去年が19.1ですね。そして、阿賀野市が20.2、胎内市が19.7、それから柏崎市が22というぐあいに高い。これは新潟県で高い値の市なんですけれども、町が阿賀だけなんですよね。これというのはやはり人口によってはかなり関係してくると思いますので、私はそれほど心配していませんけれども、ただ今後どのような格好で上がっていくのか下がっていくのかというのをお聞きしたいということと、もう一つ、将来負担比率の柏崎が228、そして阿賀が218、胎内が214というぐあいにこれも阿賀がやはり県で2番目に高いと、これが218ということは町村の平均が大体93くらいなんだそうですね。93ということは阿賀が大体倍の値を得ているわけです。それから考えますと、これも将来的に上なのか下なのかというものが物すごく大事な関係じゃないかと思いますし、もう一つは基金の問題がやはり関係してくるんじゃないのかと、そのあたり借金もあるけれども貯金もあるよというふうな話であればうれしいんですけれども、その辺のところはどうなのか。 もう一つは、公債費比率の関係においても、やはり悪いところというのは、今後の負担適正比率というものの何か計画表を得ているというような資料にありますので、もしそういうものがあったらお聞かせ願いたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 阿賀町がどうだということも言われますけれども、倍だと今いろいろ私見ておりませんからあれですが、一般に町村は90幾つとかとおっしゃいましたけれども、私どもの財政予算ごらんなってもわかりますように、胎内と同じぐらいなんですよ。ですから、将来負担、あるいはそういった数値についても、また起債についてもかなりの大幅になっております。それが基準数値にもやはりこういうふうな形で出てきているわけでありますから、特に阿賀町が町村の中で一番高いというのは、これはごく普通なんです。そう思ってください。市と並みなんです。予算そのものが市並みなんです。そういうことで、合併した関係もございまして、そういう位置にあるということでありますから、それらも含めて指標は今ちょっと持ち合わせがないようでありますので、また関係数値は全部ご提示してご説明させていただきます。
○議長(遠藤信也君) 1番、小池隆晴君。
◆1番(小池隆晴君) 確かに予算の関係もあるでしょうけれども、やはり今後の例えば交付税とかうんのこうのとか人口的な問題も左右してくると思うんですよね。そうしますと、私ら阿賀町というのはかなり人口的な激減をやっているところもありますので、その辺のところも管理しながら、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 交付税はおっしゃるとおり人口が測定単位になっておりますので、確かに減ってくれば減るということでありますが、また一方で合併の加算というようなこともございまして、一概に今減っているからこうだというものではありませんが、いわゆる自主財源と交付税、これを自主財源というのは税収ですよね、端的に言えば。それとあわせたものが標準財政規模ということですから、私どもの今交付税は60数億になっております。それに税収を加えるともう80億近くになる。分布もそれだけの大きさになるわけですので、今規模からすれば、よそは半分ぐらいでしょうから、そういう点でも非常に大きくなっていると。しかしこれは人口が減っていきますと当然地方交付税も減ってくる。つまり特例期間がなくなってくるとこれは通常の人口規模のものに戻っていく、極端にそういう形にはならないでしょうけれども、10年というのは26年で、それから5年というのはまた経過措置というのがとられるようでありますが、いずれにいたしましても、将来そういうことは懸念されますので、先ほど申し上げましたように、繰上償還をするとか、基金のできる限り積み増しをしていくというようなことで今取り組みをしているわけでありまして、この基金もいわゆる合併による将来負担に備えた基金ということで、これが20億近く今組んでいるわけであります。そのほかに財政調整減債基金というようなものもできるだけ今積み増していこうという取り組みをしているところでございますので、そういうこともあわせて、また皆さんにご報告というかお知らせというか、ともにひとつ勉強させていただきたいと、こう思っております。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 ないようですので、以上で報告を終わります。
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△議案第72号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第4、議案第72号 平成21年度阿賀町
一般会計補正予算(第2号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案第72号は
一般会計補正予算(第2号)でございます。 1ページをお開き願いたいと思います。 1ページ、歳入歳出それぞれに2億2,253万8,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ154億112万7,000円とするものでございます。 2条の地方債につきましては、第2表の地方債補正によりますので、ごらんいただきたいというふうに思っております。 それでは、事項別明細18ページからということになりますが、18ページでございますが、情報無線管理費21万円ということでありますが、これは鹿瀬地区の情報無線の当麻中継局の機器修繕ということであります。18ページ、同じ4目での会計は、これは印刷費、製本代でございます。 それから、5目の財産管理費、一般財産管理費で1,872万7,000円ということで、遊休施設解体費939万9,000円、公有財産購入費928万8,000円というようなことで計上させていただいておりますが、これは老朽化による危険物等の解体撤去工事費の追加でございます。旧家畜保健所、保健診療所、あるいは栄山小学校教員住宅、旧豊実小学校の体育館。なお旧豊実小学校体育館については、6月補正で計上済みであるんですが、アスベストを含む資材が使われていることが判明いたしましたことから、その除去費用を増額する内容でございます。また、用地買収費につきましては、遊休土地として購買した土地が土地開発基金所有であることから基金により当該土地を購入するということで基金のほうへ戻すということでございます。それから、上川会館の管理費57万円はトイレの改修工事、洋式化をするということであります。 6目の子供農山漁村交流プロジェクト112万円でございますが、これはNPOにいがた奥阿賀ネットワークが県の補助を受けてこの事業を行うということで、県とともに補助金を入れてこの助成をしようということでございます。それから、携帯電話エリアの整備支援事業2,047万5,000円でございますが、漆沢、柴倉、払川地区に携帯電話の小規模受信施設を整備するというものであります。 それから、19ページの7目電算管理費は、13節の電算機器設備更新業務委託で309万8,000円、これは電算システムサーバーの無停電電源装置のバッテリーが消耗しているということからこれを更新しようということでございまして13台分でございます。それから、上川支所費でございますが、施設修繕料、車庫の屋根塗装及び会議室のカーペット修繕というようなことであります。 次に、交通安全対策費でありますが、新たに任命した交通指導員2名の制服代ということで計上させていただきました。 還付金につきましては、障害者医療等の前年度実績の確定に伴いまして、国・県補助金の返還ということであります。 20ページは、町村議会議員の一般選挙事業費が確定いたしましたところでございますので、これを減額補正するというものであります。 それから、ずっと22ページになりますが、22ページで子育て応援特別支給事業1,017万1,000円でありますが、幼児教育期の子育て負担を軽減するために平成20年度に引き続き緊急措置されました制度、保育園で3歳児から5歳児の子供が該当となり、1人当たり3万6,000円を支給する内容でありまして、対象見込み児童数246名と予備といたしまして14人分を入れまして、260名分の交付金と事務費を計上させていただいたわけであります。 3目児童福祉施設費でございます。同じページでありますが、これは臨時保育士の賃金120万円とそれらにかかる費用であります。なお、保育園広域入所委託料ということで151万1,000円、これは産休代替及び障害児保育等対応のための臨時保育士等の追加ということであります。それから他市町村保育園の一時入所ということで今広域入所委託料151万1,000円ということであります。あとは修繕費等々でございます。 23ページの後段になりますが、医師等確保対策事業670万4,000円、かなり高額になるんでありますが、インターネットを利用した医師等の確保対策に要する経費及び津川診療所の居住住居部分を医師用住宅として整備する経費でございます。これは専門のインターネットの発信をしていくということで再三行政報告等々で申し上げてきたとおりであります。 それから、24ページの母子保健事業の関係につきまして、13節健康診査委託料125万4,000円は、これは妊婦健診の医師会統一単価が確定したことによりまして増額するものであります。 次に、中段の予防費でありますが、24ページ、中段ですね。予防費で各種がん検診の中で、国の女性特有のがん検診推進事業による子宮がん検診及び乳がん検診の実施経費及び啓発経費を263万7,000円計上させていただいたものであります。 次は、25ページでございますが、し尿処理費でございます。合併処理浄化槽推進事業費272万4,000円は7人槽2基を追加するものでございます。 農林振興費でございますが、下段の中山間地域豊かなむらづくり推進事業費の50万円につきまして、三川地域上島集落が県の補助金を受けて実施する地域農業活性化対策事業に対する助成でございます。 それから、農林水産総合振興事業167万8,000円につきましては、これはもち加工施設整備ということで取り組んでいるわけでありますが、この設計委託料40万円ともちの加工場の施設整備ですね、これを岩谷地区農産物直売所の一画にするということで取り組まさせていただいたわけであります。いわゆる農業機械整備の補助金の439万2,000円の▲につきましては、これはもち加工機械導入に係る施設改修分の補助金を減額したという内容でございます。 農業農村整備事業費でございますが、26ページになりますけれども、西ため池改修工事費の増額、耕作放棄地支援対策として八田蟹排水路改修工事の追加で695万円、そのほか鹿瀬地区における修繕、あるいは吉津地区の揚水機の修繕費ということで94万4,000円を追加させていただきました。 林業振興費の一般林業で町地域材の利用建築助成ということで、既に上がっているわけでありますが、これをさらに2件分ほど追加したい、利用がふえてきておりますし、ここで一つよりこの地域材が動くといいますか、動かすということでは高品質化して、つまり乾燥したものを取り入れてはどうかというようなことで、そういったものも視野に入れながら追加をさせていただいたわけであります。 それから、造林事業677万1,000円につきましては、間伐事業補助金で691万9,000円、これは今年度の実施状況から造林侵食事業を減額いたしまして、間伐事業を増額するということで造林事業のほうの14万8,000円を減額いたしまして、間伐事業補助金を計上させていただいたというものであります。 それから27ページ上段でありますが、森林整備加速化林業再生基金事業ということで210万円、これは県の森林整備加速化林業再生基金を活用して町有林の整備、角島団地の間伐と森林病害虫防除、大船地区、芦沢高原森林公園を実施したいというものであります。それから、林道維持管理1,423万8,000円につきましては、工事費でございまして林道4路線の維持補修、改良舗装等を実施する内容であります。ハーバルパークの管理委託ということで45万7,000円を追加させていただいて、除草作業、土壌改良の実施に伴う移植作業を追加したいということでございます。5目の治山対策費につきましては、麒麟山の保安林保全工事、これが126万円ということであります。 それから28ページ、商工費では一般観光費105万円でございますが、13節の角神周辺環境整備委託料ということで、角神周辺のつる、枯れ木等の伐採除去に係る委託料を計上させていただいたわけであります。 次に、まちづくり交付金事業で1,780万円を減額しております。これは上川地域の例の観光案内看板整備を県単事業で補助事業で行おうということで減額いたしまして、これを含めて観光ネットワークサイン整備事業4,300万円を補助を受けながら整備をしようと、一応13基ほど予定をしているところでございます。 4目の施設管理費につきましては、一般観光施設管理費500万円、これは麒麟山公園駐車場のオーバーレイ及び区画線の設置工事を予定いたしております。 それから29ページでございますが、奥阿賀観光施設管理の96万6,000円につきましては、津川温泉2号線の保養センターでの供用開始に伴う経費計上でございます。 29ページ、同じく土木総務費で60万円計上させていただきましたが、このほど10月に完成を見まして竣工をする国道459の当麻トンネルの竣工式ということで60万円ほど計上させていただいたわけであります。長年の懸案であったわけでありますが、ようやくにして完成するということで起工式並みのものを予定したわけでございます。 それから30ページ、道路新設改良事業ということで3,000万円予定いたしたところでございますが、これにつきましては、棒目貫線小坂橋の長寿命化工事、小橋の補修工事並びに槇沢線の改良工事を実施したいというものであります。 それから、鹿瀬地域まちづくり交付金で2,586万円でございますが、これも懸案であります町道鹿瀬当麻線の改良に着手することといたしまして、用地測量及び事務費を計上させていただいたわけであります。 それから、31ページの消防費につきましては、防火水槽の漏水が谷沢地区でございまして、この修繕費等でございます。 それから、3項の中学校費でありますが、阿賀津川中学校管理費で電話機器の設置工事、電話がつながらない等のふぐあいを生じていることから電話機の取りかえ工事をするというものであります。 それから、2目の教育振興費でありますが、32ページでございますが、20万円は佐藤實さんという遺族の方からの寄附相当額をこの阿賀津川中学校への図書の購入ということでいただいておりますので、これを充当するというものでございます。 それから32ページ、同じく外国語指導助手招致事業ということでは、外国語指導助手報酬37万9,000円、これ退任したALTの平成21年度分の住民税相当額分追加と、19節の新規招致ALT入国旅費負担金ということで3万9,000円、航空燃料高騰等に伴う負担金の増ということであります。 それから、社会教育費の社会教育総務費でありますが、郷土資料館管理運営事業ということで394万6,000円でありますが、施設修繕で41万3,000円、これは旧上川中学校でございますから、このキューピクルの修繕ということであります。13節は資料整理業務の関係で資料館の統合に伴って収蔵する資料のデータベース化を緊急雇用創出臨時特例事業によって実施するということで計上させていただいたわけであります。 郡史編さん事業につきましては、資料編の3近世に町と村のページ数等確定によって印刷製本の増額をするということであります。 公民館費でございますが、ふるさと交流川屋敷管理費といたしましては、施設修繕で44万9,000円、空調機とテレビブースターの修繕追加でございます。 そのほかは、旧三川小学校体育館照明の漏電修理ということで計上させていただいております。 それから、保健体育施設費でありますが、これは33ページ中段で、三川体育施設等維持管理でございまして、修繕費で15万円、それから、15節のB&G艇庫取水井土掘削工事219万3,000円ということであります。これは、いわゆる専用水道の取水施設が揚水管の腐食及び井戸内への土砂の堆積によりまして使用が困難な状況になっていることから新たに井戸を掘削することといたしたところでございます。 それから、下段のトキめき新潟国体の開催、職員の時間外ということで263万7,000円ほどを手当てをさせていただいたところであります。 公債費につきましては、10年経過による縁故債の借換債を発行しないことといたしましての財源の変更を行うものであります。 以上が歳出の概要でございますし、13ページは歳入、13ページからでございますが、地方交付税5,129万9,000円を追加させていただきました。このことによって、補正後留保額は約3億800万円ほどになったところでございます。 分担金は西ため池八田蟹排水路の工事費分の追加でございます。 それから、総務費負担金につきましては、総務管理費の負担金で携帯電話エリア整備支援事業という負担金が227万4,000円でございます。 国庫支出金につきましては、児童福祉補助金、いわゆる子育て応援特別手当支給事業の補助金ということで1,007万1,000円ということでございまして、国の第1次補正予算による補正のご案内の子育て応援特別手当でございまして、これが追加でございます。 それから、14ページ、保健衛生費の補助金につきましては、先ほどの歳出で申し上げました国の第1次補正による女性特有のがん検診推進事業の実施に伴う追加ということで疾病予防対策事業補助金で263万5,000円でございます。 それから、土木費の国庫補助金、まちづくり交付金で1,568万円、町道鹿瀬当麻改良分の増額でございます。 県支出分につきましては、2,138万円のうち市町村合併特別交付金ということで、医師等確保対策に係る分といたしまして500万円、携帯電話等エリア整備支援事業ということで1,638万円、事業費追加に伴う増額をさせていただいたところであります。 それから、3目の衛生費県補助金につきましては、子供医療費助成事業の県補助金の補助対象拡充に伴うもので188万円、妊婦健診の補助で7万6,000円であります。合併浄化槽の補助金が26万4,000円ということであります。 4目の労働費、県補助金420万1,000円でありますが、緊急雇用創出臨時特例交付金ということで、これは行政報告で申し上げておりますように、農業委員会の農家台帳の修正業務、あるいは郷土資料館の資料整理業務に充当をするということでの増額でございます。 なお、農林水産業の県補助金については、確定に伴う減額とあわせて林業費の補助金ということで8,370万円、県単の治山事業ということで、麒麟山落石防止の関係で新規採択で60万円、森林整備加速化林業再生基金事業で8,210万円、これは国の1次補正予算による基金事業創設に伴う追加と、町有林整備、森林病害虫及び地域活動総合支援センター阿賀野作業所の建てかえの助成が得られるということで、これらに対する助成でございます。特定間伐等促進計画提案事業費が100万円ということであります。 商工費の県補助金、地域プロジェクト事業補助金ということで1,900万円、これは観光案内板、先ほど申し上げましたが、新規採択をしてもらえたということでの追加でございます。 不動産売買の収入につきましては、土地の売り払いで581万円、ほかでございます。流木の売り払い6万8,000円。それから寄附金は先ほど申し上げました20万円を計上させていただいたわけであります。 繰越金につきましては、20年度歳計剰余金を6,565万1,000円を充当させていただきまして、これが繰越金の一般会計分のすべてでございます。 そのほか、雑入につきましては641万8,000円ということで、保育園の広域入所運営委託料と農地有効利用支援整備事業交付金、それから三川B&G艇庫の取水線の掘削工事でありますが、国道49号バイパス施工事業者が主に使用しているということで、申し出によりまして、この経費の一部を負担してもらうということにいたしたものでございますし、町債につきましては、説明欄記載の事業にそれぞれ充当させていただくという内容のものであります。 以上、大変雑駁でありますけれども、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま議案第72号について、提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出について款を追って行います。 2款総務費、18ページから20ページの間であります。 質疑ありませんか。 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) 18ページの公有財産購入費の土地開発基金への買収費のこれは返納といいますか、形だと思うんですが、この土地が何平米の何筆なのか、具体的に説明願いたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 渡部総務課長。
◎総務課長(渡部政勝君) この土地につきましては、三川のあが野南の540平米です。1筆です。
○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) ここは540平米ですよね、町で売却したのは581万円ですよね。開発基金に900幾らということは約400万円、差額が大きいんですけれども、これはどういうことなんですか。
○議長(遠藤信也君) 渡部総務課長。
◎総務課長(渡部政勝君) これは購買した額と基金からのあれというのは違いまして、基金のやつは土地の価格によって計算が決まっているものですから、その価格によりますところの土地買収費ということで計算されたものであります。 差額は当然どの購買したときでも出ておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) 評価額が売り渡すときにはそこの近辺での評価額での売り渡しということでは理解するんですけれども、開発基金の中で買ったときといいますか、よくあることなんですよねこういうことが。余りにもちょっと金額が大きかったので、差額が起きて開発基金としての簿価が900幾らあって、こことしては評価額を算定していったら581万円しかなかったということでは理解はするんですけれども、その辺の売るときの評価といいますか、これは最終的には当初設定した価格で売れなくて、最後こういう先着順という金額を下げてようやく売り渡しになったという経緯はわかっていますから、その辺金額がちょっと大きかったので、今後余りないような形をしていただければと思いますが。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 今、私も斎藤議員が言われることはよくわかるんですが、やはりこれはどうしてもこれから工業団地なんかもすることになるかと思うんですが、あれは基金ではありませんけれども、いわゆる造成費等々で、あるいは当初見積もった価格というのではどうしても差が出てくるんではないかなと、こう思いますが、その辺のところはもう少し我々も1円でも、少しでも高いほうがいいわけでありますし、そういう手だてというものは考えていく必要があるのかなと、こう思いますので、今後よりそういう点に注意しながら対応していく必要があると考えますので、よろしくご理解ください。
◆9番(斎藤秀雄君) わかりました。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 次に、3款民生費です。21ページから23ページです。 質疑はありませんか。
○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) 22ページの子育て応援特別手当というのを、この給付要綱というのは昨年と変わりませんか。この辺だけちょっと説明願いたい。去年は阿賀町の場合は133人だったんですが、今年度の説明では246人プラス14ということで260名分を予算措置していますが、133から246に100人ほどふえているんですけれども、この辺はちょっと説明願いたいということと、3万6,000円を子育て応援に給付される去年の概要と同じような概要で対応されるのかどうかだけお願いします。
○議長(遠藤信也君)
渡部町民生活課長。
◎
町民生活課長(渡部文彦君) それでは、斎藤議員のご質問にお答えいたします。 まず、第1回目の子育て支援給付金につきましては、対象生年月日で申し上げますと、平成14年4月2日から平成17年4月1日までということで、当初予算いただきましたのは約150名で、実績額といたしましては135人でございます。今回、新たに予算計上いたしました子育て支援事業でございますが、対象生年月日が平成15年4月2日生まれから平成18年4月1日生まれまでの対象児童ということで、先ほど長が申し上げましたとおり、予備も含めて260人を見込んでおります。 したがいまして、第1回目の子育て支援と15年4月2日生まれから17年4月1日までのお子さんが今重複して支給になるのかなと、ふえたのはそのままの自然増でございまして、なお基準日につきましては、平成21年10月1日付で要綱を定めるようになっておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) 重複している年代はわかるんですけれども、17年4月2日から18年4月1日まで生まれで100名の増ということですか、要するに14年4月2日から15年4月1日生まれの数との差がそんなに多かったということですか。
○議長(遠藤信也君)
渡部町民生活課長。
◎
町民生活課長(渡部文彦君) 各年代別の児童の何人何人という資料を持ち合わせがないんですが、住民基本台帳のデータ上から拾い上げた数字でございます。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。 19番、五十嵐隆朗君。
◆19番(五十嵐隆朗君) 19番です。 22ページの保育園の広域入所委託料というのがございますけれども、これはどこへ出しても1名分というのは決まっているんですか。5,000円とか、それからあるいは阿賀野市とかというふうに、その辺を教えてください。
○議長(遠藤信也君)
渡部町民生活課長。
◎
町民生活課長(渡部文彦君) 対象児童によってその金額が変わってきます。 ゼロ歳児、1歳児、それぞれ保育料の単価が違いまして、今回計上した予算案でございますが、十日町が1歳児でございまして月額9万350円、4カ月分ということでございます。もう1人は、ゼロ歳児で長岡市でございますが、7カ月分ということで合計で114万8,680円、合計151万円というふうになっております。
○議長(遠藤信也君) よろしゅうございますか。 ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 次に、4款衛生費、23ページから25ページです。 16番、宮澤勝見君。
◆16番(宮澤勝見君) この医師確保の関係なんですが、以前この各町村で医師確保のために奨学金制度、要するに各町村で負担金を出して医師を育てる。やがてその医師がなった場合に町や村に帰ってきて医師をやる、やってくれるんだという考えのもとで負担金をずっと継続されたと思うんですが、その関係はどうなっているんですか。例えば、それはもはや取りやめてしまったとか、あるいは取りやめたら全く金を出しっ放しでそれで終わったのか、その辺はどうなっているんでしょうかね。
○議長(遠藤信也君) 石川
保健年金課長。
◎
保健年金課長(石川久作君) 町の医師確保対策の1つといたしまして、修学資金を貸し付けて勉強をしていただいて、貸し付けした年数だけをその自治体で勤務していただくという制度で、これは県の制度なんですけれども、平成18年から継続しております。 現在大学3年生1名、それから4年生1名、学生が終わって今臨床研修に入っている人が1名で、計3名でございます。 それで、参加市町村が阿賀町のほかにもう2市ございまして、3つの自治体で取り組んでおりまして、それぞれの医師がどこへ行くかはまだ未定でありますが、現在も進められております。
○議長(遠藤信也君) 16番、宮澤勝見君。
◆16番(宮澤勝見君) その3市でもって今3人まずなりそうな人がいると。それは阿賀町へ来るという確率はどうなんですか。こういう辺地なものですから。
○議長(遠藤信也君) 皆さんね、課長さん方に言いますけれども、議長と挙手をきちんとしてから答えなさい。ルールもへったくれもないような議会ではだめですから、きちっと挙手をして答えてくさだい。黙ってこんなふうに挙げたってわかりませんから。 石川
保健年金課長。
◎
保健年金課長(石川久作君) 先ほど3名の医師と申しましたが、3つの自治体でちょうど3名ということで1名ずつといいますか、均等に配分される予定でございます。
○議長(遠藤信也君) よろしゅうございますか。
◆16番(宮澤勝見君) はい。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(遠藤信也君) 次に、6款農業水産業費、25ページから27ページです。 質疑ありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 次に、7款商工費、28ページから29ページです。 7番、渡部英夫君。
◆7番(渡部英夫君) 渡部です。 先般の議会で上川の広告観光案内板ですか、これについて疑義がありということでちょっとしつこかったんですが、またここへきまして1,780万円を減額して観光ネットワークサイン整備ということで4,300万円盛ってある、この辺の意味がちょっとよくわかりませんので、詳しい説明をお願いしたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 渡部
企画観光課長。
◎
企画観光課長(渡部輝男君) 渡部議員の質問にお答えをさせていただきます。 今回の観光ネットワークサイン整備事業の計上でございますけれども、今ほどあったように、当初上川地区のほうに1,700万円で案内看板を立てるということでいろいろ検討してきたわけですけれども、私どもも県を含めまして、昨年度の第1次の観光支援事業関係で指摘のあった、非常に阿賀町に来ても誘導看板がまちまちで苦慮しているというふうな利用客の声もありました。それらを踏まえて、県のほうに何とかならないかというふうなお話を申し上げたところでございます。 そういう中で、今までの看板というのは、各町村の看板を名前だけを変えて使っているというふうな状態でございますので、いわゆる阿賀町に入って、例えば三川のほうに来ると上川温泉というか御神楽温泉はどこであるかというやつは全然明記されていないわけですよね。そういうふうなことで、阿賀町全体のいわゆる誘導看板を今回つくろうということで、先回の1,700万円を含めた中で検討しようということで、今回の組み替え予算ということになりました。そういうことでございます。 県の補助金約半分でございますけれども、補助金をつけていただいた中で取り組むと。今までは起債だけの経費でございますけれども、今回は県の予算も計上された中で取り組むというふうに変更させていただきました。
○議長(遠藤信也君) 7番、渡部英夫君。
◆7番(渡部英夫君) 先ほど町長の説明からすれば13基できるんだという話でありますが、そうすると、全く同じ看板が13基つくるのか、それぞれつく場所によって変わったものになるのか、この辺の構想はいかがですか。
○議長(遠藤信也君) 渡部
企画観光課長。
◎
企画観光課長(渡部輝男君) やはり誘導看板ですから、ある程度同じものというか、統一したものを考えております。 13基については、主に国道、県道、主要道路沿いに今回はある程度統一したものを整備したいというふうに考えています。
○議長(遠藤信也君) 7番、渡部英夫君。
◆7番(渡部英夫君) 希望なんでありますが、まず看板の前に立ったら、自分がその看板の今どこにいるのか、それがわかるような表示をぜひお願いしたいと思います。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(遠藤信也君) 次に、8款土木費、29ページから30ページまでです。 質疑はありませんか。 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) 29ページの土木総務費の国道459号当麻トンネル竣工式典負担金60万でお聞きしますが、これはどちらが主催でいつやられるのか、説明願いたいと思います。
○議長(遠藤信也君) 金子建設課長。
◎建設課長(金子健一君) 主催につきましては、町のほうで行います。 竣工式の予定につきましては、10月29日を考えております。 以上です。
○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) これは現地だけの竣工式典でやられるのか、それともまたいろいろな形があると思いますが、どのような計画、主体はどちらで、町の建設課が主体で計画を練ってやられるのかどうかお願いします。 というのは、負担金という項目になっていますので、ただお金を出して終わりなのか、それとも町が率先して対応される予定なのか、どちらですか。
○議長(遠藤信也君) 金子建設課長。
◎建設課長(金子健一君) 国道459号の当麻トンネルの開通式につきましては、委員会を一応立ち上げております。 委員会の場合は町独自で、地域独自で行う委員会、あるいは町と施工業者の合体して行う委員会、いろいろな方式があると思いますけれども、今回につきましては、町と当麻トンネルの施工に当たられました業者7社のほうの業者のほうと合わせまして、実行委員会をつくりまして今回運営する予定でございます。 なお、金額につきましては、町のほうが60万円、それから施工業者のほうで60万円ということで合計120万円で一応行いますし、内容につきましては、開通式とそれに伴います地権者等の方々も交えまして祝賀会等を考えております。 人数につきましては、大体90人前後を一応考えております。 以上です。
○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) 町が主催ということで最初に返事をもらいましたが、それはそれでわかりました。 というのは、ただ実行委員会を設立して町と業者さんでやられるんですが、459号線そのものは県管理の国道ですよね。ここに県が携らないのはいかがなものかなということで応分の費用負担をしていただけないのかどうかで私は質問させてもらっています。 というのは、一大事業であって、これは町も町民も我々もあの道路を使って早く完成してほしいなということで、とまったときから何とかならないのかということで残りの20メーターが長々かかってようやく開通したものですから、もう気が気でならないということで、この竣工式については大変喜ばしいと思うんですが、こういう式典をやる以上はやはりそれなりの県からもある程度の助成をしてほしいなというふうに思うんで考慮していただければと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 最近の傾向としては、私もそういう思いは十分持っておりますし、また町としても、これは国のいわゆる道路事業に係る負担金とはちょっと違うんですけれども、いわゆる私どもが農地の関係で受益者負担をいただくと同じような形の負担金はそれぞれに取られているわけでありますから、これらもひとつ考慮してほしいということは余り声は大にして言えない部分もあるんですが、県当局にも県議からもそういう話がいっているようでありますし、言葉をやわらかくして県要望も町村会としてもやった経緯もございますし、やっています。 そういうことでありますが、今回のこの件につきましては、起工式の例も見ますと、ご祝儀は持ってくるようですから多分。まあまあその辺のところは暗に今後のこともこれあるわけですので、その起工式の例に倣いながら、起工式をやっていると大概やっているわけですしね。そういうことでひとつ、その辺のところは私も心して斎藤議員の意を伝えたいと思う、伝わるようにしていきたいと、こう思っておりますから、その辺でひとつ納得していただきたいと思いますが、本当に時間がかかったわけでありますし、これはひとつ地域の皆さんの、地権者の皆さんからも大勢おいでをいただくということで、しかも皆さんご案内のとおり、毎日新聞でしたかどこかで開かずのトンネルというような表現もされたわけですね。あれは実際に今名古屋市長になっておられる先生、見に来ていたんですよ。そして当時の振興事務所の所長が行って、これならわかった、大いに頑張ってくださいと言って激励されてきたという報告を受けておりますから、そういうトンネルの経緯もございますので、そういうことでひとつお祝いであるということで、あとその部分は私にひとつお任せいただけますか。もらえるかどうかは私も頑張ってみます。よろしくお願いしたいと思います。
◆9番(斎藤秀雄君) お願いします。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(遠藤信也君) ないようですので、9款消防費、31ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑がないようですので、10款教育費、31ページから33ページです。 質疑はありませんか。 16番、宮澤勝見君。
◆16番(宮澤勝見君) 国体の整備事業の関係でお聞きしたいんですが、まずいよいよ今月26日ごろから国体がここで始まるんですが、準備、あるいはこっちのほうでそれをセットして大過なく終わらせるようにということなんですが、まず1点目、当日全国からいろいろな選手、それから役員、いろいろ家族とかいろいろな方が来られると思うんですが、その例えばの話、開会式とかいろいろなアナウンスがあると思うんですが、これは専門のアナウンサー的な方を雇うのか、それともだれがそれをやるのかということなんです、それが1点。 それからもう1点は、この間のレガッタの行き帰り、グラウンドの周りから、それから草むらあれが全く原野のままなので、あれはもう本当に何日もないんですけれども、あれは草を刈ったり片づけたりということは考えていないんでしょうかね。この2つ、まず。
○議長(遠藤信也君) 伊藤
社会教育課長。
◎
社会教育課長(伊藤東一君) 国体関係のご質問2点についてお答えいたしたいと思います。 当日の選手等の呼び出しのアナウンスにつきましては、一応専門のほうを予定してございます。 2点目のグラウンド等がかなり草がぼうぼうになっている状況もございますけれども、それにつきましては、委託を含めまして職員と合わせまして、当日はきれいにする予定でございます。 以上です。
○議長(遠藤信也君) 16番、宮澤勝見君。
◆16番(宮澤勝見君) そのアナウンスのほうはわかりました。安心しました。 その草刈りの関係、これは早いほど余り遅いとそれこそうまくないので、できるだけそれこそ早目に刈って、その枯れ草が例えば乾いた場合には、やわらかくなってぴしゃんとこうなるような、そういう時間も必要なんでできるだけ早く取りかかってください。
○議長(遠藤信也君) 伊藤
社会教育課長。
◎
社会教育課長(伊藤東一君) 草につきましては、刈ったばっかりですと立ち上がったりして見苦しいところがございますので、職員を合わせまして、今できるところから全部やり始めておりまして、そのような見苦しい状況でお客さんを迎えるということは避けたいと存じております。
○議長(遠藤信也君) 金子建設課長。
◎建設課長(金子健一君) 今も
社会教育課長のほうから話がございましたけれども、先般県のほうに、振興事務所のほうに草刈りは一度行ったんですけれども、みっともない、見苦しいということで、建設課のほうから県のほうにお話を要望いたしまして、このたび100万円予算をいただきましたので、大会に間に合う前に県の方、職員を合わせてその辺の草刈り等の処理をしたいと考えております。 以上です。
○議長(遠藤信也君) このたび国体関連でありますので、特別許可をしましたけれども、提案議案に沿った質問の内容でひとつ皆さんのほうから賢明なるご判断をいただき、質問していただきたいと思います。 次に、11款公債費、34ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ないようですので、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。13ページから17ページです。 14番、石川太一君。
◆14番(石川太一君) 先ほど一般質問でも宮川さんがおっしゃいましたが、自民党の天下が崩れまして、それでこの金というのはもう既に確実に来る、大丈夫なんでしょうか、それだけ確認だけお願いします。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 非常に不安なところもありますが、懸念はされますけれども、一たんここの歳入されたものについては、あるいは配分したものについてまで、これはものによってでしょうけれども、例えば農地集積事業の関係については、もうこれは前段でもうやめると言っているようなことですから、かなり厳しいだろうと思いますけれども、それ以外ここに今あるものについては、そういう懸念はないのかなというふうに思いながらやっております。 仮になくなったからと言ってもこれはもうやめるわけいきませんので、何とかしてやってもらわなきゃならんということで、そういう心構えは常々県の町村会、皆さん同士でも話をしているところでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(遠藤信也君) 質疑はないようですので、以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第72号 平成21年度阿賀町
一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第73号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第5、議案第73号 平成21年度阿賀町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案の第73号、平成21年度の
国民健康保険特別会計補正予算の第2号ということでございますが、別冊特別会計補正予算書のつづりをお開きいただきたいと思います。 第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ561万4,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ19億247万6,000円とする内容でございます。 それでは、10ページの事項別明細から、歳出のほうから申し上げてまいります。 保険給付費の4項出産育児諸費でありますけれども、出産育児一時金8万円と支払い手数料をそれぞれ追加させていただきました。 8款の保険事業でございますが、1項特定健診審査事業費につきましては、国保連合会に納入いたしました保険支援手数料の追加でいたします追加でございまして47万2,000円の補正でございます。 2項の保険事業につきましては、2款の疾病予防につきましては、委託料505万1,000円の追加でありますが、事業内容は特定健診の結果、特定保険指導の対象とならない方に対する栄養指導、運動指導等を行うものと、特に重症化が懸念される方に対して訪問指導を行うもの、また健診未受診者に対して調査を実施いたしまして未受診の原因や健康の実態を把握の上、受診の勧奨を行うものであります。 なお、この事業につきましては、事業費の全額が特別調整交付金の対象となっているものであります。 次に、11款諸支出金について、法改正に伴うそれぞれ差額分を計上させていただきました。 次に、9ページの歳入でありますけれども、6款の国庫支出金、13款繰入金、14款繰越金につきましては、ただいまご説明いたしました追加事業のそれぞれの財源として補正させていただいたわけでございますので、よろしくお願いをいたします。 以上、大変雑駁な説明でございますが、ご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま議案第73号について、提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。10ページから11ページであります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第73号 平成21年度阿賀町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第74号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第6、議案第74号 平成21年度阿賀町
老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 第74号につきましては、平成21年度の阿賀町
老人保健特別会計補正予算の第1号でございます。 13ページをお開きください。 第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ590万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,960万4,000円とするものでございます。 その内容につきましては、22ページの事項別明細でございますが、3款の諸支出金で1項1目の償還金でありますけれども、これは昨年度に交付されました支払基金からの交付金及び国庫負担金の額が確定したことに伴います精算還付金を計上させていただいたものでありまして、590万7,000円を計上したものであります。 次に21ページの歳入は、この歳出に充当する還付金を超過交付金の繰越金で主に充当し、あわせて昨年度県負担金の不足分を補正するものとなっておりますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま議案第74号について、提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。21ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第74号 平成21年度阿賀町
老人保健特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第75号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第7、議案第75号 平成21年度阿賀町
介護保険特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第2号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案の第75号につきましては、阿賀町
介護保険特別会計の
保険事業勘定の補正予算(第2号)でございまして、その第1条、23ページになりますけれども、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,167万9,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億1,367万4,000円とする内容であります。 32ページから事項別明細でありますが、5款の基金積立金、1項基金積立金でありますが、昨年度の支払基金交付金の額の確定に伴います追加交付分及び第1号保険料剰余金につきまして、合計額の289万4,000円を所定のルールによって給付準備基金に積み立てるものでございます。 7款の諸支出金につきましては、昨年度の介護給付費の国・県負担金及び地域支援事業の補助金の額が決定いたしましたので、超過分878万5,000円の精算還付金を計上させていただいたものでございまして、31ページの歳入をごらんいただきますと、この財源につきましては、4款支払基金交付金と8款の繰越金につきまして、それぞれ昨年度の精算分に係る補正をして充当いたしたものでございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、ご説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま議案第75号について、提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。32ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第75号 平成21年度阿賀町
介護保険特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第76号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第8、議案第76号 平成21年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案の第76号は、平成21年度の阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)でございまして、第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ146万6,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億7,640万3,000円とするものであります。 その内容につきまして事項別明細でご説明申し上げますが、42ページになります。 42ページにこの1款総務費でありますが、1目の一般管理費、11節の需用費の備品等修繕費につきましては、料金システムの一部様式変更のために1万4,000円を追加するものでありますし、2款の維持管理費につきまして、1目の簡易水道維持管理費につきましては、津川地区の簡易水道施設維持管理費について初めに申し上げますが、15節の工事請負費につきましては、大牧の簡易水道電気設備改修工事を行っているところでございますが、記録計については、当初既存のものを使用する予定でしたけれども、想定以上に老朽化しており使用できないということで、その更新に係る39万9,000円を追加補正させていただくものであります。 上川地区簡易水道の施設維持管理費につきましては、11節需用費の施設修繕費でありますが、7月以降に室谷配水池の水位計の故障、高出、黒谷区での配水管漏水が発生しましたことから、今後の漏水事故等に対応するための予算不足となりますので15万円ほどを追加させていただくというものでありますし、15節工事請負費につきましては、面倉水道における降雨時の水質悪化を防止する対策としてろ過槽を新設するため90万3,000円の補正をお願いする内容でございます。 これで、合計で145万2,000円をこの簡易水道維持管理費で補正をさせていただくというものでございます。 次に、41ページが歳入でございますが、この補正に伴う繰入額として一般会計から122万9,000円の追加補正をお願いするものでありますし、5款の繰越金につきましては、平成20年度の決算額確定による補正額を計上させていただいたものでございますので、以上申し上げましてご説明にかえさせていただきますが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま議案第76号について、提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。42ページです。 質疑はありませんか。 11番、伊藤武一君。
◆11番(伊藤武一君) ちょっと伺います。 面倉の水道ろ過槽設置工事、これはどのようなものをおつくりになって、どのようなろ過する装置なのか、これちょっと教えてください。
○議長(遠藤信也君) 長谷川企業課長。
◎企業課長(長谷川澄男君) それでは、ただいま質問にお答えをさせていただきます。 面倉水道につきましては、今湧水を使用しているところでございますけれども、工事にどうしても湿度と濁度等が高くなりますので、そこにつきましては、活性炭ろ過を使用いたしまして、濁度、湿度に対応するものでございます。 以上でございます。
○議長(遠藤信也君) いいですか。 11番、伊藤武一君。
◆11番(伊藤武一君) 活性炭ろ過と言いましたよね。それでこの活性炭ろ過するこの水槽なんですけれども、これはどのくらいの大きさのもので、そしてその活性炭ろ過というものはどのぐらいの間隔でろ過をするのか、それらをこれは汚れたときだけろ過するのか、それとも年次通して汚れを検査をしながら見ながらやるのか、その辺教えてください。
○議長(遠藤信也君) 長谷川企業課長。
◎企業課長(長谷川澄男君) 規模的にはステンレス製の1メートル真四角の1立米ほどの水槽をつくりまして、そこに活性炭を充当いたしまして、常時そこを通してろ過するというシステムでございます。
○議長(遠藤信也君) よろしいですか。
◆11番(伊藤武一君) はい。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第76号 平成21年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第77号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第9、議案第77号 平成21年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案の第77号をご説明申し上げますが、阿賀町下水道事業特別会計、平成21年度補正予算(第2号)についてでございます。 43ページになりますが、第1条でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ828万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ12億9,875万6,000円とするものでございます。 それでは、52ページの事項別明細から申し上げますが、1款の総務費で1目一般管理費でありますが、下水道の受益者負担システムの設定変更手数料として18万4,000円の追加補正をお願いするものでございます。 それから、このシステムの変更は本年度より調査を開始しました下水道加入促進対策の下水道未使用世帯抽出のため、受益者負担金システムの賦課台帳プログラムを改良するものであります。 2款の維持管理費でありますが、公共下水道維持管理費、津川地区公共下水道維持管理費でありますが、630万3,000円の追加補正をお願いするものでありますが、内容といたしましては、11節の需用費の修繕料であります。津川水質浄化センターの汚泥脱水機、薬品供給量設定機のコントロールユニットが経年劣化により機能停止となったため、交換が必要になったものであります。また、余剰汚泥スカム分離機の軸受け金具も経年劣化による振動によりまして脱落したもので、分解損傷箇所の修繕及び再組み立てを実施する内容でございます。 歳入になりますが、上下水道の使用料3万4,000円の補正につきましては、1月26日に発生いたしましたマイナス11.6度の異常低温日の場内散水栓の破裂による漏水の水道使用料であります。 それから、既決予算執行により対応をしてきましたが、対前年度支出額で12月補正までの余裕がないということで今回の補正をお願いしたものでございます。 15節の工事費請負費につきましては、当初予定した3件の公共枡設置を完了しましたけれども、上ノ山地区からの新規申し込み1件がありましたので、それに対応するための補正でございます。 2目の特定環境保全公共下水の維持管理費でありますが、98万5,000円の追加補正をお願いするものでありまして、鹿瀬地区特定環境公共下水道の維持管理費の11節で施設修繕料で74万3,000円を追加させていただきましたが、鹿瀬浄化センター、エアコンの経年劣化による室外機のコンプレッサーほかの交換修理が必要となったものでありますし、上川地区の特定環境保全公共下水の維持管理費につきましての15節工事請負費は24万2,000円の追加補正で、新規加入予定者1件に対し2件目の申し込みがありましたので、排水設備基礎工事費の追加として補正をお願いするものでございます。 3目の農業集落排水施設維持管理費でございますけれども、80万8,000円を追加させていただきますが、内容といたしましては、上川地区の農業集落排水施設整備維持管理費といたしまして、施設修繕費20万8,000円は広瀬地内マンホールポンプの溢水防止対策として、緊急時汚水ポンプの2台同時運転が可能となるよう操作盤内の電気設備を改造するものでありますし、15節の工事請負費につきましては、日野川地区で計画される除雪センター建設に伴う公共枡設置工事費30万円を補正させていただくものでございます。 また、三川地区農業集落排水施設の維持管理費の11節につきまして30万円を追加補正させていただきましたが、白崎処理区マンホールポンプ場異常警報装置の取りかえを行うもので、7月に発生した上川、西川処理区のマンホールポンプ異常警報装置発放ミスによる汚水溢水を受け、全地区、全施設の異常警報装置を緊急点検した結果、白崎地区異常警報装置に故障が判明したというものでございます。 下水道に関しては、委託により施設運転管理を行っていますので、警報装置は最も重要な設備ということでございますので、よろしくご理解賜りたいと存じます。 次に、51ページの歳入について申し上げますが、1款の分担金及び負担金につきましては、歳出で申し上げましたとおり、新規加入に伴う追加補正でございます。5款の繰入金につきましては、一般会計繰り入れで750万円の追加をお願いするものであります。6款の繰越金につきましては、前年度歳計譲与繰越額38万円を補正させていただいて、それぞれ充当させていただくという内容でございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま議案第77号について、提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。52ページから53ページです。 質疑はありませんか。 12番、猪俣誠一君。
◆12番(猪俣誠一君) 12番。 異常低温で破裂のくだりをもうちょっとわかりやすく説明していただけませんか。
○議長(遠藤信也君) 長谷川企業課長。
◎企業課長(長谷川澄男君) 水道料の件でございますけれども、ただいま町長のほうで提案理由を申し上げましたけれども、屋外のいわゆる水道が凍結によりましてパンクしたのがちょっと気づきませんで、それの修繕料をお願いするものでございます。 〔「具体的に説明してくれるかな」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 具体的にわかりますか。 長谷川企業課長。
◎企業課長(長谷川澄男君) 津川の水質浄化センター内にあります取水栓のところが低温により漏水したものでございます。それの修繕費でございます。
○議長(遠藤信也君) 12番、猪俣誠一君。
◆12番(猪俣誠一君) その低温で露出している配管で凍結があって凍ったとか、そういう理由なのかどうかがちょっとわからない。言っている意味がわからないんですよ、はっきり言って。わかるように説明してください。どういう理由でどういう状態であったがために破損した。物によっては、皆さんの維持管理が悪いということになるんですよ。そこはきちっと話を聞かせてください。
○議長(遠藤信也君) 長谷川企業課長。
◎企業課長(長谷川澄男君) 津川浄化センターの屋外にあります水道の立ち上がりが気温の低下で一部凍結いたしまして、それで漏水したために使用料に不足が生じたために補正をお願いするものでございます。
○議長(遠藤信也君) 12番、猪俣誠一君。
◆12番(猪俣誠一君) 壊れたものを直す、これは別にいいんですよ。ただそうじゃなくて、皆さんはやるべき処置をしていたんですか。想定外の低温なんですか。その辺が私らにはわからないんですよ。通常屋外で立ち上がりがあれば、みんな保温なり何なりどこでもやっていますよね。だから、そういうのがされた中でも、要するに想定以外の低温でなったのかどうかということを私は説明してほしかったんです。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 私これは11.4度というマイナスですね。ということは、かなりの想定外では、こういう場合に想定外とはちょっと言いにくいところもあるんですが、やはりその部分に対応し切れる、保護ですね、保温対策というのがちょっと欠落していたのかなと思われます。これはいわゆる町管理の部分ですからね。 ただし、公共管施設においてこういう漏水が非常に多いんですよ。これはもう日々、そのたびごとに注意しているんですが、1つは、例えば今、学校の廃校になった部分、廃校というか統合してなくなったところ、あるいは公民館施設、これは全部地域の学校はもちろんそれぞれの学校、教育委員会なり担当で管理しているわけですが、ただ水道の使う部分というのは、いわゆる学校開放であったり、あるいは公民館施設関係、集会施設関係、これはやはり地域の皆さんだけでは全部カバーし切れていないんですね。だからこれを少し徹底して地域の皆さんに守っていただかなければなかなか後かなり遅くなってから出てくるんですよ。漏水していました。あるいはトイレの水洗がこうなっていましたと。なかなかこの使ってから使うまでの間の距離があったりしておりますので、この辺がやっぱり管理監督するほうも十分にこれからも対応していかなければならん。いわゆる冬季間に特にそうですから、そういったこと。それからまた地域の皆さん、あるいはそれぞれ所管している各課の担当者、こういうことにこれから徹底するようにということで、再三注意をして、ことし特に多かったような気もいたしますので、その辺は十分注意をして対応していきたいと思っておりますので、ひとつはそういうことであるということを理解いただきたいと思います。
○議長(遠藤信也君) よろしゅうございますか。 12番、猪俣誠一君。
◆12番(猪俣誠一君) 埋設部分に関しては、確かに今皆さんわからない中で漏水しているということは多々あることはこれは私たちも理解できますけれども、立ち上がりということは当然目に見えている部分で、その温度が想定外であったかどうだかということになりますと、全施設が同一の条件なわけですよね。そうして、ここだけがということになると、公が管理しているところがそういうことではやはり問題出てくると思うんですよ。やはりきちんとした維持管理はしていただきたい。
○議長(遠藤信也君) 長谷川企業課長。
◎企業課長(長谷川澄男君) すみません。答弁があいまいで大変申しわけございませんでした。 場外の散水栓でございました。決して立ち上がりではなくて、当然立ち上がりは不凍栓がついておりますので凍ってはおりませんけれども、いわゆる施設内に植樹されていますので、その散水栓が地下でございますので、それが凍結したということで、そこから漏水しておりましたので、今回水道使用料のいわゆる補正をお願いしたいということでございますので、よろしくお願いいたします。 今後、気をつけますので、よろしくお願いします。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑ありませんか。 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) 津川地区の公共下水道関係で公共枡設置工事でちょっとお伺いするんですが、町長の行政報告でもありましたように、供用開始後3年経過で1,926件の受益者世帯のうち593件が未加入ということでの調査票の配布でありましたが、その成果のおかげでこの2件が入るのか、それともこの配布によって多くの老人世帯、ひとり世帯の方々から相当な苦情があったようにお聞きしているんですが、この点についての調査対象が本当に妥当だったのかどうか、その成果でこれが加入になったのかということと、それから調査は回答期限は9月末日までということになっていますが、ここに配布した下水道法による義務規定のところに、罰則規定がありまして30万円という金額が明示されていて、これに対して相当な恐怖を感じて私を殺すのかというような発言の方々もいらっしゃったというふうにお聞きしていますが、この点について企業課としてどう対応されているのかお願いします。
○議長(遠藤信也君) 長谷川企業課長。
◎企業課長(長谷川澄男君) 新規加入分につきましては、新築のものでございます。今回の調査のものではございません。 それから、ただいま斎藤議員からのお話で、今回調査いたしましたものにつきましては、斎藤議員さんからのほうもご指導がございまして、その苦情対策といたしまして、我々出向いてご説明をしたところでございますが、やはりこれを実施することによりまして、また下水道の必要性等々を訴えてまいりたいと、そう考えておりますので、また新たないろいろな問題が出てきておりますので、それを対応すべく今後取り組んでいきたいなと、そう考えております。
○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) 津川地区は特に浄化槽といいますか、各家庭の浄化槽を設置したりというような状況の中で、加入率が低いんですよね。それで、加入促進のためにやられるということはわかるんですけれども、やはりやられる前に、集落によっては事前に情報を区長さんなり何なりに話をしていただければそれなりの対応ができる場所と町内みたいになかなか連携のとれていないところはやはりもう少し広く皆さんにわかりやすく、罰則規定だけが先走っちゃったんですよね。ここら辺の感情的な問題もあって、そんなんだったらもう一切入らないとか、本来は自分もやろうというふうに思っていたところがもうこんな仕打ちをされるんだったらもう家を引き払って子供のところに行くとかというような、空き家になってしまうというような状況も考えられますので、やはりもっと心の温まるような、温かい心で接していただきたいなと思うので、下水道についてはちょっと水物ですので、申しわけありませんが、皆さんの執行者側の対応によっては、逆に反感を買う状況になりかねませんので、よろしくお願いします。
○議長(遠藤信也君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 1つ申し上げておきたいと思うんですが、やはりこれはこれだけの施設をつくるときに、十分な周知といいますか、これがやはり必要だったんだろうと、こう思います。そしてこれだけの施設をつくって半分も入っていないということは1億円ずつかかるわけですから、余計に。そういう状況下ということもあわせてやはりやる必要があったんではないかと、こう思います。 これは別として、今おっしゃるように、私は罰金30万円なんていうことは毛頭考えておりません。そうじゃなくて、これはつまり奥のほうですね、中に入ると下水が臭いと、水を流してくれと、こういう話もあるんですよ。ところが水がないでしょう。そして蚊が出ると、こういう話ですから、今各地においてはもう皆さんご存じのようにこれもやはりPR不足なのかもしれませんけれども、もう8割、9割全部下水道が整備されているんですと、集落においては。そうして遠く離れたところについては、合併でやっているというようなこともあるんですと、こういう話をしたわけですよ、区長会のときも。全員ではなかったですがね。そういうことでできるだけとにかくつないでいただくと、こういった臭いことも、それぞれ隣同士の関係についても解消できるんではないでしょうかと。少なくとも、雑排水だけでもつなげばそういうことがなくなるんではないでしょうかねと、こういう話もしたわけです。トイレについてはやむを得ないくみ取りであったってこれもしようがないんですが、表に出る部分は雑排水がほとんどですし、下水に流れるという部分ではそういう部分が多いわけですから、そういうことから推進していってもいいのかなという思いも1つはあって、この推進型をやはり促進したほうがいいんではないかと、こういうことで担当課にも注意したんですが、それはちょっと行き過ぎであったかなと思いますので、その辺はひとつご理解賜るように、また課長も、皆さんも出向いて説明したということでもございますので、今後さらによりよくこれが推進できるような対応をしてまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解をくださいますようお願いいたしまして、答弁とさせていただきます。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第77号 平成21年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 審議の途中でありますけれども、ただいまから午後3時20分まで休憩いたします。
△休憩 午後3時05分
△再開 午後3時20分
○議長(遠藤信也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△議案第78号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(遠藤信也君) 日程第10、議案第78号 平成21年度
水道事業会計補正予算(第2号)についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案の第78号、平成21年度阿賀町
水道事業会計補正予算について提案理由の説明を申し上げます。 別冊特別会計予算の55ページになりますが、第2条収益的収入及び支出の補正でございますが、58ページの実施計画説明書の支出からご説明を申し上げます。 1款水道事業費用の1目で原水及び浄水費の修繕につきましては、城山浄水場の残留塩素計が故障したため、修繕費として45万4,000円をお願いするものでございます。 また、4目の総係費の報償金につきましては、水道事業運営協議会開催に伴う2回分の報償金14万1,000円の追加補正をお願いするものでございまして、この財源につきましては、過年度損益勘定留保資金をもって充当いたします。 以上、大変雑駁でありますけれども、ご説明とさせていただきますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) ただいま議案第78号について、提案理由の説明を受けました。 これから全般について質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) 浄水施設修理費の45万4,000円についてお伺いするんですが、これは今の新しい機械のほうが、これはどういうことなんでしょうか。というのは完成してから貸し担保の関係はどう取り扱っているのかお伺いします。 それから、水道事業運営協議会の委員報酬の関係でお聞きするんですが、水道料金改定のいろいろな審議が今やられていると思うんですが、議会側との話に出てきた段階で、もう水道運営協議会で決まっていることだからおまえら賛成しなければおかしいというふうな逆に委員の方々からもおしかりを受けることもあるんですけれども、その点についてきちっとした企業課のほうから我々の説明もこういうふうに審議会とは協議しましたという内容を本当に具体的に説明がないと、逆に今度議会と運営協議会がどっちがどうなんだという話、あれは議会が承認しない限りできないわけですよね。この辺の対応をいま一度しっかりやっていただきたいんですが、2点お願いします。
○議長(遠藤信也君) 長谷川企業課長。
◎企業課長(長谷川澄男君) 1点目の修繕料でございますが、残留塩素計の修繕料でございます。残留塩素計につきましては、365日水質の管理を行っていまして、その消耗品等々の部品交換でございます。 それから、運営協議会の委員報酬につきましては、浄水の運営協議会につきましては、平成21年5月22日に開催をし、我々の提案を申し上げ、委員の皆様からご意見をちょうだいいたしまして、10%の案で決定をさせていただきました。それをもちまして、5月28日に皆様に全員協議会の場におきましてご説明を申し上げ、いろいろなご意見をいただきました。また、それをもちまして、運営協議会を開催させていただきました。その中で、全員協議会の中の意見も皆様からいただいた意見につきましてご説明を申し上げ、再度協議をしたものでございます。 その旨につきましては、今、斎藤議員おっしゃるようにいろいろお話があったようでございますけれども、こういう皆様からのご意見を踏まえまして、また簡易水道事業の運営協議会等の統合運営協議会も開催をしながら、また皆様にご提案を申し上げご説明をして、皆様からご意見をちょうだいいたしたいと、こう考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(遠藤信也君) 9番、斎藤秀雄君。
◆9番(斎藤秀雄君) 貸し担保の物件には当たらないということの説明なんですか。今、私は施設修理ですから貸し担保に当たるんではないですかということをお聞きしたので、その辺の答弁をきちんとしてください。 それから、水道料金の施設運営の関係で、やはり我々も町民の代表でありますし、運営協議会委員も町民の代表という形での協議事項になっています。やはり、何らかの形でその方々との協議会もこれから必要かなというふうに思うので、企業課としてはどういうお考えか、それだけお願いします。
○議長(遠藤信也君) 長谷川企業課長。
◎企業課長(長谷川澄男君) 新設備の担保の関係でございますが、供用開始をいたしまして3年を経過してございますので、これにつきましては、やはり修繕費で計上すべきと考えているところでございます。 また、委員の件でございますけれども、ただいま斎藤議員がおっしゃるように、先般も会長ともご相談を申し上げ、また全員協議会がありましたら、会長、副会長にご同席をいただきまして、また皆様にご説明をさせていただきたいなと、そう考えているところでございます。
◆9番(斎藤秀雄君) わかりました。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 12番、猪俣誠一君。
◆12番(猪俣誠一君) 運営審議会の関連で、皆さんの今の話の仕方の中では10%の値上げありきということでの話なんですか。まるっきりチャラにした状態での話なんですか。その辺が全然見えないんですよ。私たちに対して説明があったときは10%の値上げありきで来たんです。それに対して、私たちは協議した。それ以外のことはしていないんです。再度持っていかれた段階では、どのような形での協議なんですか。それが全然見えないんです。それが見えて初めて協議会なんでしょう。私たちに対する説明じゃないですか。皆さんから選ばれた方々も住民の代表です。でも事の審議はこの議会の場ですることになるんですよね。 だから、ありきなんですか。どういう形で皆さんから啓発してみえましたよね。区長さんを通したり、いろいろなことをしながら啓発していくと言った、その話はどこに入っていくんですか。議会と協議が終わったら、そこへ入るんですか。じゃないでしょう。当然のごとく動きが随時見えなければいけないけれども、どういう状態なのであるかということをまず十分に告知するのが一番先でしょう。皆さんの側から住民告知されましたか。やるべき行為を行わないで協議していても、頭のほうで決めて指揮命令でぱっと命令するだけじゃないですか。そんな形で納得できるんですか。一部の不満だけで済む問題じゃないと思います。これは今、この問題を協議する場所ではないので、私はこれで質問をやめますけれども、もうちょっと考えて、住民にきちんと説明してからやってください
○議長(遠藤信也君) この件についてもう一回答弁してください。 長谷川企業課長。
◎企業課長(長谷川澄男君) ただいま猪俣議員さんのおっしゃるとおりでございます。我々は今後また運営協議会を開催をいたしまして、素案をつくりまして総務課長、町長、副町長に協議をいたしまして、またその旨を区長会並びに住民説明をいたしまして、全員協議会にご説明をし諮ってまいりたいと、そう考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(遠藤信也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第78号 平成21年度
水道事業会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△認定第1号の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(遠藤信也君) 日程第11、認定第1号 平成20年度阿賀町各
会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、認定の第1号ということで、平成20年度阿賀町各
会計歳入歳出決算の認定についての提案理由を申し上げます。 平成20年度各
会計歳入歳出決算の認定につきましては、既に皆さんのお手元のほうに渡っているかと思いますが、初めに、平成20年度阿賀町の一般会計歳入歳出の決算状況を申し上げてまいります。 平成20年度の一般会計歳入歳出予算額は160億4,385万1,000円であります。うち平成19年度から繰越明許費が3億8,525万6,000円でございました。この予算に対する決算額は歳入総額で143億2,344万9,000円で予算対比では89.3%、歳出総額は139億688万7,000円ということで予算対比では86.7%となってございます。歳入歳出差引額は4億1,656万2,000円で、翌年度への繰越明許費及び継続費逓次繰り越しとした繰り越し事業に充当すべき財源6,150万7,000円を差し引きますと、実質収支額は純繰越金ということでございますが、3億5,505万5,000円ということに相なった次第であります。 次に、平成20年度阿賀町国民健康保険特別
会計歳入歳出決算についてでございますが、平成20年度の本会計総予算額は歳入歳出それぞれ19億8,833万6,000円でございます。この予算に対する決算額は、歳入総額19億6,075万3,000円で予算対比といたしましては98.6%、歳出総額は19億3,212万8,000円で予算対比97.2%であります。歳入歳出差引額は2,862万5,000円で翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、そのまま実質収支額は2,862万5,000円ということに相なった次第であります。 次に、平成20年度阿賀町後期高齢者医療特別
会計歳入歳出決算でございますが、平成20年度の本会計総予算額は歳入歳出それぞれ1億8,956万8,000円でございました。この予算に対する決算額は歳入総額1億7,135万9,000円で予算対比では90.4%、歳出総額は1億7,090万1,000円でございまして予算対比は90.2%となり、歳入歳出差引額は45万8,000円で翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額45万8,000円ということでございます。 次に、平成20年度阿賀町老人保健特別
会計歳入歳出決算についてでございますが、平成20年度の本会計総予算額は歳入歳出それぞれ2億5,362万円でございました。この予算に対する決算額は歳入総額2億5,462万8,000円ということで、予算対比は100.4%、歳出総額は2億4,808万2,000円で予算対比は97.8%となり、歳入歳出差引額は654万6,000円で翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額はそのまま654万6,000円ということに相なった次第であります。 次に、平成20年度阿賀町
介護保険特別会計(
保険事業勘定)でありますが、歳入歳出予算額につきましてはそれぞれ20億401万9,000円で、この予算に対する決算額は歳入総額が18億5,523万7,000円で予算対比は92.6%、歳出総額18億4,424万円ということで予算対比は92.0%となり、歳入歳出差引額は1,099万7,000円ということで、翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、そのまま実質収支額と相なった次第であります。 次に、平成20年度阿賀町
介護保険特別会計(サービス事業勘定)歳入歳出決算でございますが、平成20年度本会計総予算額は歳入歳出それぞれ1,542万2,000円であります。この予算に対する決算額は歳入総額が1,509万7,000円、予算対比で97.9%、歳出総額は1,484万円でありまして予算対比96.2%となっておりまして、歳入歳出差引額は25万7,000円であります。翌年度へ繰り越すべき財源がございませんので、実質収支額はそのまま25万7,000円ということに相なった次第であります。 次に、平成20年度阿賀町診療所特別
会計歳入歳出決算でございますが、平成20年度の本会計総予算額は歳入歳出それぞれ3億4,364万円で、この予算に対する決算額は歳入総額で3億280万8,000円、予算対比では88.1%、歳出総額は2億7,531万8,000円で予算対比80.1%となり、歳入歳出差引額は2,749万円で翌年度への繰越明許費とした繰り越し事業に充当すべき財源は1,396万6,000円を差し引いた実質収支額につきましては1,352万4,000円ということになった次第であります。 次に、平成20年度阿賀町簡易水道事業特別
会計歳入歳出決算でございますが、平成20年度の本会計総予算額は歳入歳出それぞれ10億3,368万3,000円で、うち平成19年度からの繰越明許費が5,248万5,000円ございました。この予算に対する決算額は歳入総額10億2,661万6,000円で予算対比では99.3%、歳出総額は10億2,637万8,000円で予算対比99.3%となり、歳入歳出差引額は23万8,000円でございまして、翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額はそのまま23万8,000円となった次第でございます。 次に、平成20年度阿賀町下水道事業特別
会計歳入歳出決算でございますが、平成20年度の本会計総予算額は歳入歳出それぞれ11億8,781万2,000円で、この予算に対する決算額は歳入総額で8,205万1,000円、予算対比では99.5%となり、歳出総額11億8,166万9,000円で予算対比は99.5%となりました。歳入歳出差引額は38万2,000円で翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額はそのまま38万2,000円と相なった次第であります。 次に、平成20年度阿賀町工場団地造成事業特別
会計歳入歳出決算でございますが、平成20年度の本会計総予算額は歳入歳出それぞれ838万1,000円で、この予算に対する決算額は歳入歳出とも826万3,000円で予算対比98.6%となり、歳入歳入歳出差引額はゼロ円であります。 なお、この工場団地造成事業特別会計を平成20年度をもって閉鎖したところであります。 次に、平成20年度阿賀町営スキー場事業特別会計につきましては、平成20年度の歳入歳出それぞれ7,697万4,000円で、この予算に対する決算額は歳入総額7,136万9,000円、予算対比で92.7%、歳出総額は5,835万7,000円で予算対比75.8%となり、歳入歳出差引額は1,301万2,000円で翌年度への繰越明許費とした繰り越し事業に充当すべき財源1,300万円を差し引いた実質収支額は1万2,000円となった次第であります。 次に、平成20年度阿賀水道事業会計決算でございますが、収益的収入及び支出につきましては、収入が1億3,569万288円、支出が1億5,721万1,748円でありました。資本的収入及び支出につきましては、収入が7,650万円、支出が1億1,821万4,963円でありました。 以上、各会計の決算状況を申し上げました。 平成20年度阿賀町各
会計歳入歳出決算書を地方自治法第233条第3項の規定によりまして、別冊のとおり阿賀町監査委員の意見書及び附属書類を添えて認定をお願いをするものでございます。 なお、各会計の決算につきましては、後日において担当課長から詳細説明をさせていただきますので、ご精査の上、ご認定くださいますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。 以上であります。
○議長(遠藤信也君) 何でしょう。
◆19番(五十嵐隆朗君) ただいま町長の説明の最後に監査の意見書を別冊にということだったんですけれども、ついてないんですけれども、どういうことなんでしょうか。
◎町長(神田敏郎君) 申しわけありませんね。大至急配付してください。 ただいま申し上げたとおりですから。
○議長(遠藤信也君) 暫時休憩します。
△休憩 午後3時43分
△再開 午後4時04分
○議長(遠藤信也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま認定第1号について、提案理由の説明を受けました。 次に、田沢
代表監査委員が出席しておりますので、ここで決算審査の意見について発言を許します。 田沢
代表監査委員。 〔
代表監査委員 田沢利博君登壇〕
◎
代表監査委員(田沢利博君) それでは、平成20年度阿賀町一般会計及び特別
会計歳入歳出決算審査の意見書の報告をいたします。 審査の対象、審査の期間、審査の手続、審査の結果については、ご案内の文書のとおりでございます。 審査の意見として読み上げて報告をさせていただきます。 33ページ、一番後ろのページですがよろしいですか。 5番目、審査の意見ということで報告させていただきます。 平成20年度決算審査については、一般会計決算書、特別会計決算書、財産に関する調書、主要施策の成果説明書、財政分析主要指数の推移をもとに適正な財政運営がされているか、住民の意向に沿った行政運営がされているか等に重点を置き審査を行いました。 なお、審査意見に添えて、気がついた点を意見として報告をいたします。 町税並びに各種使用料等の未納額縮減に向けた担当者の徴収努力がうかがえるが、一方で時効の成立による不納欠損処理を余儀なくされるケースもあることから、貴重な自主財源の確保と公平性確保のために、今後ともなお一層の徴収確保対策に努力を願う。 それぞれの支所管内の業務執行については、各支所が一定の責任を持った中で行われているところであるが、予算管理上やむを得ない部分もあるが、本庁所管課との情報の共有がなされていない面もあるように思われる。本庁各課を含め縦割り行政との批判を招くことのないようさらなる改善を望む。 光ケーブルによる情報ネットワーク基盤整備工事が進められており、行政情報の伝達の一元化がわかりやすく多様な情報の提供など、生活の質的向上にその完成が待たれるところであるが、高齢者の増加、高齢者世帯の増加が進む中で、宝の持ち腐れにならないように供用開始に向けて機器操作や取り扱いの住民への十分な説明がなされることを望む。 遊休町有地の売却等財産管理の適正化に努力されているが、学校統合を初め各種施設にも遊休化や未利用状態が増加してきている。既に、現状調査も行われていることから、管理経費の削減や財源確保の観点から遊休・未利用施設の具体的な活用方策や解体、売却等の積極的な取り組みを望む。 津川地区公共下水道施設で実施した全国初の下水処理水を再利用するリサイクル推進事業は、通常の消雪パイプに比べ高い水温による消雪効果と、送水ポンプ等の電力の低減が図られる効率のよい事業と思われる。活用場所等の課題はあるものの、他地区での本事業の導入について取り組みを望む。また、日出谷地区、豊実地区で実施している農業集落排水施設汚泥減量化事業については、効果の数値的算定は難しいものの、施設内の臭気の低減効果が著しく良好であり、今後も他地区施設の老朽化に伴う再整備において導入検討を望む。 全般的には、歳入歳出とも適正かつ効率的に処理されていると認められるところである。今後とも社会情勢に即応した事業、施策等が積極的に展開されることを期待するとともに、阿賀町財政の健全化と住民サービスの向上に努力されることを強く望むものである。 以上、平成20年度阿賀町一般会計決算並びに各特別会計決算審査意見とする。 平成21年8月24日、
代表監査委員、田沢利博。監査委員、佐久間勇夫。 以上でございます。
○議長(遠藤信也君) ただいま田沢
代表監査委員から決算審査の意見を受けました。 監査委員の方々におかれましては、長期間にわたり決算審査、大変ご苦労様でありました。 お諮りします。 本件につきましては、この後、決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審議する予定としておりますので、本日は事項別明細書等の担当課長からの説明並びに質疑は省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、担当課長の説明並び質疑については省略します。 お諮りします。 ただいま上程された認定第1号 平成20年度阿賀町各
会計歳入歳出決算の認定については、阿賀町議会委員会条例第5条の規定により、議長を除く全議員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審議することとしたいと思います。 なお、設置期間は本定例会の会期中とします。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 したがって、本件については、議長を除く全議員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審議することに決定いたしました。 なお、設置期間は本定例会の会期中であります。委員定数は議長を除く19名であります。 お諮りします。 ただいま設置されました決算審査特別委員会委員を阿賀町議会委員会条例第7条の規定により、ただいまから議長において指名いたします。 1番、小池隆晴君、2番、入倉政盛君、3番、清田輝子君、4番、佐藤郁夫君、5番、佐久間勇夫君、6番、宮川弘懿君、7番、渡部英夫君、8番、山口周一君、9番、斎藤秀雄君、10番、星公司君、11番、伊藤武一君、12番、猪俣誠一君、13番、高橋渡君、14番、石川太一君、15番、石田守家君、16番、宮澤勝見君、17番、神田八郎君、18番、波田野哲夫君、19番、五十嵐隆朗君。 以上、19名の諸君を指名します。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 したがって、ただいま議長が指名した19名の諸君を決算審査特別委員会委員に選任することに決定いたしました。 なお、阿賀町議会委員会条例第9条の規定により、決算審査特別委員会を本日の本会議終了後、直ちに招集し、当議場において開催いたしますので、よろしくお願いいたします。 お諮りします。 9月10日から15日までの6日間、委員会審査のため休会いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(遠藤信也君) ご異議なしと認めます。 よって、9月10日から15日までの6日間休会とすることに決定いたしました。 次の本会議は、16日水曜日午前10時開会といたします。
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△散会の宣告
○議長(遠藤信也君) 以上で本日の日程は全部終了いたしまた。 これで本日の会議を閉じます。 本日はこれにて散会します。 大変ご苦労さまでした。
△散会 午後4時15分...